文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

ジェラルド・カーチスが「外国人記者クラブ」での「小沢裁判総括」会見で醜態をさらけ出した。昨日の記者会見の席で、記者たちが、カーチスに「CIA疑惑」を直接質問し、彼を慌てさせたようだ。カーチスは、「私がCIAという説は、陰謀論であり、クでラップ(ゴミのような話)」と、シドロモドロになり、醜態を晒したというわけだ。ところで、このカーチスが、アメリカの対日政策の現地代理人役を果たしていることは、小泉純一郎政権、菅直人政権時代に、 頻繁に官邸に出入りしていたことからも明らかである。関東学院大学卒の小泉ジュニアは、


■ジェラルド・カーチスの正体。
http://cryptome.org/cia-2619.htm
http://www.crow96.20m.com/


小泉進次郎の背後にジェラルド・カーチスの影あり???

■CIAの情報工作員(???)ジェラルド・カーチスと小泉純一郎


「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」より。
http://amesei.exblog.jp/15782104/


ジェラルド・カーティスとそのCIA疑惑が問われたFCCJ講演会


 

 陸山会事件は無事、小沢一郎無罪になりました。私は傍聴券抽選に参加し、予想通りに外れた後、無罪判決やその後の熱狂をを東京地裁の一階ロビーで見ていた。小沢支持者の年配の男性たちが、「良かった」と感極まって涙ぐみ、私を含めたその場にいた互いに名前もしらない人々と人々と固く握手を交わす場面、若い支持者の男性がプラカードを掲げながら、「無罪になったんだからこれから小沢は国民の生活のために働けよ」とマスコミのカメラの前で声を張り上げる姿がありました。


 さて、その日、私は午後から行われた、外国特派員協会(FCCJ)のジェラルド・カーティス講演会にフリーの立場で参加しました。題名は「「小沢判決とその衝撃」。この講演は外国人記者たちが、本国に送る記事に引用するための識者のコメントを拾うための機会だろう。実際、あとで海外報道を確認すると、この講演会でのカーティスのコメントを引用した記事がいくつもあった。会場には、NYT、FT、その他フリーの記者たちが詰めかけていた。私も前の方の特等席で聞くことができました。

 講演の相手役は上智大学国際教養学部の中野晃一教授。この人も含め、講演会は全て英語で行われました。私も全部聞き取れたわけではないが、ツイッターでの他の人のコメントも見ながら、公演を聞いた。

 講演会はまず、カーティスの経歴や小沢一郎の政治キャリアについて中野教授から説明があった。


 講演会が始まって15分位突然、その中野教授の方からカーティスに「あなたはCIAだという疑惑がネットでささやかれている。消費税やTPPの問題についてあなたが操っているのではないかという人もいる」とカーティスに向けられた。(もちろん中野教授はジョーク、あてにならない話の類として紹介したニュアンス)カーティスはその時、小声で何かをつぶやいていたが、なんと言っているかは聞き取れなかった。

 この中野教授は、必ずしも小沢を評価するわけではないようだが、小沢デモのことや検察審査会の問題点について、一定の理解はしている。

 カーティスには、質疑応答タイムでは、別の記者(マイケル・ペン氏)からも「ウォルフレンが検察による小沢に対する謀略について書いているが」という趣旨の質問も投げかけられた。これに対しては、小沢は「失敗を繰り返し、そのたびに復活してくる。メディアははじめから反小沢だったわけではない」と、嫌われる小沢の側にも問題があることを語り始める。

 さらに、「小沢が90年代に登場した時には朝日は彼をひらすら持ち上げたではないか。消費税の問題にしたって、彼が細川政権の時に国民福祉税として打ち出したものだ」と反論した。しかし、小沢は増税そのものではなくプロセスを問うている。その意味でカーティスの言い方はおかしい。

 カーティスは講演の後半で、思い出したように、ウォルフレンの説についての記者からの質問に答えながら、「米CIAが日本の政治を動かすという説は、陰謀論であり、クラップ(ゴミのような話)」とは吐き捨てた。「私はその説は相手にしない。(I do not buy it )彼としてはそう言うしか無いだろう。

 イラク戦争の時に起きたヴァレリー・プレーム事件でもCIAエージェントの素性を一体誰が漏らしたのかということが全米のメディアで大騒ぎになったほどだ。
 最近、中国で起きた薄煕来事件でも薄煕来の妻に殺害されたイギリス人実業家ヘイウッドは、イギリスの大手コンサルティング会社のメンバーでもあり、巷では「彼はMI6の情報要員ではないか」とも言われていた。

 そのような民間人の立場で情報を収集する、「ノン・オフィシャル・カバード」という工作員はどこの国にも存在する。しかし、それを暴露されたからといって、表立ってそれを認めるわけにも行かない。認めてしまえばその人のキャリアは終わりになる。アセット(諜報機関の資産)としては終わりになる。

 しかしながら、カーティス=CIAという話は、根拠のない陰謀論でも、別にどこかで降って湧いた話ではない。カーティスはCIAそのものではないかもしれないが、カーティスがCIAの情報提供者だという資料は存在する。

 Crowley Files of 1996という資料である。ここではCIAへの情報提供者として、カーティス教授と朝日新聞の前主筆船橋洋一の二人の名前がある。(http://www.crow96.20m.com/ )
 この真偽についてもっとハッキリと確認すれば面白いことになったかもしれない。

 質疑応答ではイギリス人の記者が、「検察審査会」とそれを追及する市民の会の動きについて質問する一幕もあった。検察審査会の審査員の平均年齢が二回とも同じだったということを聞かされて、
この記者は軽く笑っていた。
 
それから、今日の講演会の舞台となった有楽町の外国人記者クラブだが、もともと田中角栄の金脈追及が行われたいわくつきの場所である。ここが実は極めて重要だった。

http://globe.asahi.com/feature/090406/side/02.html

(引用開始)

 政治がらみで外国人記者たちが大きな役割を果たしたケースとして最も有名なのは、1974年10月22日にFCCJが田中角栄首相(当時)を招いた昼食会だ。その10日余り前、74年の文芸春秋11月号に、立花隆による「田中角栄研究――その金脈と人脈」と題する記事が載った。田中の金権政治を追求する調査報道だったが、日本のマスコミが記事について質問したり、報じたりすることはなかった。



『文春』11月号の「田中角栄研究」について発言する田中角栄首相=1974年10月22日、東京・丸の内の外国人記者クラブで(朝日新聞のデータベースから)

 初めて田中本人に「金脈スキャンダル」を追求したのは、FCCJの昼食会に出席した海外メディアの記者たちだった。翌23日、朝日新聞などで昼食会での詳細な質疑が報じられ、1面トップに「”田中金脈”追求へ動き急」「政局に重大影響必至」などの大見出しが踊った。特派員らの質疑応答を借り、初めて日本メディアが動いたわけだ。これで政局が一気に動き出し、35日後、田中は退陣。さらに2年後にロッキード事件が明るみに出て、田中逮捕へつながった。

 35年前の昼食会について、その場にいたサム・ジェームソン(72)から当時の話を聞くことができた。米紙ロサンゼルス・タイムスの東京特派員だったジェームソンは、田中に「金脈スキャンダル」について尋ねた最初の記者だ。きっと使命感に燃え、満を持して質問したのかと思ったが、「偶然だった。それからの展開には、今でも驚愕している」という。昼食会までの経緯と、当日の雰囲気を生々しく語ってくれた。

 74年6月末までFCCJ会長だったジェームソンは、春に新宿御苑で開かれた首相主催の花見の会で、田中に日本語で「総理が外人記者クラブにいらっしゃっていないのですが、何か、外国特派員が怖いでしょうか」と尋ねた。田中は大笑いし、「わかった、わかった」と答えたという。

 10月22日の昼食会の日程は、秋口に設定された。その直前、外務省の報道担当者から予想される質問を聞かれたジェームソンは、「それまでに文芸春秋の記事について誰にも聞かれていなければ、質問されるだろう」と答えた。当日、最初の記者2人は、核政策と翌月に予定された米大統領の訪日について質問した。「おや、『金脈』についてまだ、だれも聞いていないな。それなら、自分で聞いてみるか」と思ったジェームソンは、挙手してマイクの前に立った。

 「米国では上院がネルソン・ロックフェラー副大統領候補の個人財産を調査中です。首相は、政治家に自分の財産についての説明を求めることが日本でも適当だと考えるか。不適当なら、なぜか。適当だと思うなら、文芸春秋の記事にコメントしてくれますか」

 田中は「この種の記事で政治への信頼に影響があるとすれば残念なことだ」「記事で個人の経済活動と公の政治活動が混交されていることは納得いかない」などと答えた。さらに、ジェームソンによると、「FCCJが保管する英語の録音テープには残っていないが、私の記憶では、確か田中氏は『文藝春秋の記事には納得いかない部分もある』と答えたと思う」という。「『納得いかない部分もある』と言えば、『納得いく部分もあるのか』と理解されて当然でしょう」

 それがきっかけで、外国人記者たちから「金脈」に関する質問が立て続けに飛んだ。「日本国民に個人資産を報告するつもりか。また、雑誌の記事について何らかの行動を取ることを考えているか」「文藝春秋の記事を否定するか、それとも正しい記事なのか」――。

 「まるで、私の質問を発端に、あちこちで花火が上がったような状況だった」とジェームソン。「田中氏のことは人間として好きだったが、私は記者としてすべき質問をした。その結果、日本の政治を変えてしまった。本来なら、日本人記者が果たすべき役割だったのに・・・無意識のうちに利用された気分だ」と、悔しそうに語った。

(引用終わり)

 この引用記事の中で質問者として角栄金脈追及に利用されたらしい、ロサンゼルス・タイムズのサム・ジェームソン記者は今日も出席していた。彼は、石原慎太郎と政局の話について質問をしていたと思う。

 カーティスは終始、小沢に対して辛辣な言葉を浴びせかけた。しかし、彼自身は「自分は反小沢ではない」とも言う。また、橋下徹の勢力はかなりの議席を取り、キャスティングボウトを握るとも。ただ、同時にどこも過半数を取れないカオスになる可能性もある("It will become even more politically chaotic")、とも。消費増税についてかなりの時間をさいて発言していた。カーティスは「野田は小沢が無罪になったからといって、消費税に政治生命を賭けているので退くこともできないだろう」とも。

 確かに政局が流動化すれば日本政治はカオスになる。カーティスは、「民主党政権、最初の鳩山首相がうまく行かなかった時、私はこれは創造的破壊への第一歩になるとしてしばらく様子を見ていた。しかし結果的には創造のない破壊だけが残った」と言っている。実際にそのようになるかどうか、小沢一郎がどこまで自分の目標とする政治改革を実現できるかにかかっている。

 長年の老練なジャパノロジストが、世界に向かって配信される動画中継の中で、CIAとの関わりについて問われる瞬間。皮肉なものである。彼は工作員だったとしても、もうその立場としては終わりだろう。「カーティス先生、カーティス先生」と周りでこれまで慕ってきた彼の教え子たちの行動を私はじっと観察していきたい。

 小沢のことを古い政治家とカーティスは語る(Ozawa's a man of the past who just refuses to go away. He'll come back w/ a vengeance, look for revenge.)が、彼もまた、過去のジャパンハンドラーとして終わっていくのだろう。

 小沢に関しては、無罪判決が出た以上、あとは彼の政治的手腕だけで純粋に判断されるべきだろう。それは小沢支持のデモに関わっていた人も私に同じ事を言っていた。このあと、小沢が消費税法案を審議する国会において、どのように政治家として動くのか。ここを私はじっとみていこうと思う。

 小沢は指定弁護士が控訴しないことを見極めて会見を開くと言われている。小沢に対する無罪判決が出たこと、因縁の外国特派員協会でジャパン・ハンドラーのカーティスが「醜態」をさらしたこと。アメリカと日本の官僚連合体が、4半世紀以上前に「田中角栄に仕掛けた呪い」が解け始めている。そして、これを解いたのは、竹下派7奉行の一人である小沢一郎本人だった。小沢は「角栄の呪い」を自らが国策捜査の犠牲者になってまで、体を張って解きにかかった。

 実はこのことが日本の政治にとって一番重要だったのである。

 その意味で、一つの時代に区切りがついたとはいえるのではないだろうか。
 私なりの見立てを披露すれば、ロッキード事件以来の戦後日本の政治史に一つのケリがついた。そういう判決だった。




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Shadow Shogun Ichiro Ozawa free to undermine PM Yoshihiko Noda

by: RICK WALLACE, TOKYO CORRESPONDENT
From: The Australian
April 27, 2012 12:00AM


Supporters of former Democratic Party of Japan leader Ichiro Ozawa gather outside Tokyo District Court, where the political kingmaker was cleared of fraud charges. Source: AFP

JAPANESE political kingpin Ichiro Ozawa is free to step up his destabilisation campaign against Prime Minister Yoshihiko Noda and his allies after he was cleared of fraud charges yesterday.

Mr Ozawa, a former leader of the Democratic Party of Japan (Mr Noda's party), had been indicted for allegedly falsifying the accounts of his fundraising body to conceal its use as a slush fund for political donations. But the Tokyo District Court yesterday found the veteran political fixer not guilty.

Presiding judge Fumio Daizen said while Mr Ozawa's former aides falsified funds reports for his political funds management body, Mr Ozawa did not have a hand in the act.

The verdict came at the end of a long trial that had captivated Japan's political classes.

Mr Ozawa, 69 - known in Japan as the Shadow Shogun - released a statement after the verdict, praising the court for its "sound judgment and fairness".
Rec Coverage 28 Day pass

The verdict may be appealed against by the prosecution, but the real interest now will be on Mr Ozawa's likely attempts to extract revenge and regain influence in the ruling party.

Mr Ozawa leads a bloc of about 100 MPs and could stand a candidate, or stand himself, in a scheduled leadership ballot in September, or even lead some of his followers out of the DPJ to form a new party.

Mr Noda's standing in the polls has fallen as he has staked his future on doubling the 5 per cent consumption tax rate, which Mr Ozawa opposes.

The Noda government is also under pressure over its bid to restart two nuclear reactors in western Japan to stave off blackouts.

Osaka Mayor Toru Hashimoto is threatening to parlay the nuclear restart into capturing seats in western Japan in the general election. Sophia University associate professor of politics Koichi Nakano said Mr Ozawa was unjustly pursued by prosecutors with a case they knew was too weak.

"He's probably quite corrupt, but not as corrupt as he is made out to be, maybe, or not disproportionately corrupt," said Professor Nakano, who with Columbia University's Gerald Curtis forecast turbulence and legislative gridlock ahead before another election that would leave the parliament even more divided and the path to reform even more difficult.

"Today, Ozawa's followers are really angry and they are vindicated and, of course, they want Ozawa to assume the full leadership," Professor Nakano said. "I would expect there would be more difficulties ahead for both sides of the DPJ."

Professor Curtis said Mr Ozawa was finished as a political force and the public's view would be not that he was innocent but that he "got away with it".

"He's a man of the past who just refuses to go away. I don't think this is a ticket for him to become president of the DPJ and prime minister of Japan. That chance is long gone," Professor Curtis said. "(But) he will come back with a vengeance and be looking for revenge. It's going to be a real problem for Mr Noda."

Professor Curtis said he believed Mr Noda would introduce the consumption tax increase bill and secure opposition support in exchange for calling an early election.

However, Professor Nakano said Mr Noda may hold off on introducing the bill until after leadership ballots in both his party and the opposition Liberal Democratic Party in September.

http://www.theaustralian.com.au/news/world/shadow-shogun-ichiro-ozawa-free-to-undermine-pm-yoshihiko-noda/story-e6frg6so-1226339188172

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012/4/27 8:36

小沢一郎に取りつかれた日本
小沢一郎という政治家。好き嫌いはともかく、日本でこれほど注目される政治家はほかにいない。

政界に大きな影響力を持つ小沢氏に対する26日の無罪判決をめぐる騒ぎは、国民全体の意識の中の同氏の存在感が大きいことをあらためて示した。

判決当日の朝、あいにくの雨模様にもかかわらず、東京地裁周辺は公判傍聴券を求める人々の長蛇の列ができた。地裁によると、一般傍聴席46席に対して1843人が傍聴券の抽選のために列に並んだという。

地裁の外では、「無罪」と書かれたプラカードを掲げた小沢氏の支持者も多数姿を見せた。ある男性は拡声器を使って日本の司法制度の不公正さを非難していた。さらに、地裁の建物周辺には日本や外国のメディアのカメラが設置され、判決の様子を見守る。

主要テレビ局が全て10時からの判決公判を生中継。法廷のドアが閉められてからわずか1分後、傍聴していた記者の第1陣が地裁建物から飛び出して「無罪」と叫んだ。

それに続いて、小沢氏無罪を報ずる一般紙や大衆紙の号外が配布された。

中野晃一上智大学教授は公判後に日本外国特派員協会で講演し、小沢氏の政治的存在感に衰えが見られないことについて、首相になることなく、日本政界の表舞台に過去20年君臨してきたことは注目に値すると説明。さらに、このような政治生命の長さの理由として、適切な言い方ではないかもしれないと断った上で小沢氏のカリスマ性を挙げるとともに、政治家としての素質も指摘した。

小沢氏は政治家としての波乱万丈なキャリアを通して、常に世の注目を浴びてきた。新党の結成と解党を繰り返してきたことから「壊し屋」という異名を持つ一方、自ら首相の座に就いたことがないながら、自身が選び出した首相への大きな影響力を舞台裏で行使するため、「闇将軍」と呼ばれることもある。

日本政治の専門家で小沢氏に批判的なジェラルド・カーチス米コロンビア大教授は今回の判決を、政治的に重要視していない。中野氏とともに日本外国特派員協会で講演した同教授は「判決によって、政界の基本的な力学が変化することはなく、小沢氏が目指す首相就任も望みのないことに変わりがない」と語った。

そして、「判決の影響といえば、日本のマスコミにとって記事のネタが増えたことくらいだ」と冷めた見方を示した。
記者: Alexander Martin


田中角栄の呪い―"角栄"を殺すと、日本が死ぬ (カッパ・ビジネス)
小室 直樹 / 光文社



政治と秋刀魚 日本と暮らして四五年
ジェラルド・カーティス / 日経BP



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