文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「TPPは日本と韓国を長期的に潰す為に行う」という米国公電をウィキリークスが暴露。菅直人に続いて野田佳彦等、民主党の「反小沢グループ」は、何処まで暴走するのか。「在日米軍など太平洋の海に叩き込め!!!!」と元赤軍派議長・塩見孝也は言ったが、まったく同感である。

僕は、これまで、TPPにもTPP論議、TPP論争・・・その他、TPPに関する議論や論争にはあまり興味がなかった。何故かと言えば、それが、菅直人が政権延命のためとしか思われない形で打ち上げて以来、最初からTPP参加が実現することになるとは思わなかったからである。所詮、TPP論議そものが疑似問題でしかないと思っていた。しかし、菅直人はともかくとして、野田佳彦までがTPP参加を表明し、オバマにTPP参加を約束するに及んで、本気だなと思わないわけにはいかなくなった。何故、菅直人に続いて野田佳彦までが、TPP参加に暴走するのか。これは、民主党内の反小沢一郎勢力が、政権維持のためには米国の支持と支援が必要だと思い込んでいるからだろう。民主党の反小沢一郎勢力は、自民党よりも自民党的であると思わないわけにはいかない。おそらく民主党の反小沢グループに属する政治家たちの深層意識は、「反小沢一郎」「小沢一郎排除」が至上命題となっており、「『反小沢』ならば、何でもいい。何でもやる。」というものになっているのだろう。したがつて、小沢一郎を排除し、小沢一郎を潰すためならば、米国とも手を組むし、国民生活を犠牲にすることも出来るし、日本国民を裏切ることも容易なのだろう。政権基盤の弱い、政治力のない脆弱な指導者は、小泉純一郎以来、政権維持のためには国民の支持ではなく、外国勢力の支持が必要だというわけで、同じようなことを繰り返してきたと言っていい。内ゲバもどきの国策逮捕とリンチ裁判。僕は、民主党は、自民党よりも自民党的に成り下がっていると考えているが、もちろん、自民党は日米同盟を優先し、親米政権ではあったが、決して最近の民主党政権のように植民地政権的な従米奴隷政権ではなかった。古き良き自民党政権は、実は米国に対しては「面従腹背政権」であった。民主党政権とは言っても、「在日米軍は第七艦隊で充分だ」と脱在日米軍を主張する小沢一郎が政権中枢にいたならば、米国との関係は、もっと微妙なものに、つまり米国の言いなり政権、言い換えれば植民地政権にはなっていなかっただろう。その昔、青島某は、自民党政権を、「米国のメカケ」だと罵倒したことがあったが、その自民党政権を倒して政権奪取した民主党菅直人仙谷由人野田佳彦・・・等を見ていると「米国のメカケ」どころか「米国の下女」以下という感じである。さて、TPPに関して、ウイキリークスが、「TPPは日本と韓国を長期的に潰す為に行うのだ・・・」という米国公電を暴露したそうである。当然、多くの人が予想していた内容だろう。それにしても、ここまで暴露されて、まだTPP参加を強行しなければならないところに、野田政権の「哀しさ」と「怪しさ」がある。(続く)


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