文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小沢一郎とホーチミンとカダフィ大佐ーーベトナム戦争は「民族独立戦争」であったのか?

(ベトナム戦争記念館にて・・・。)

野田新総理は幹事長に小沢一郎側近とも言うべき民主党参院議員会長の輿石東を選んだようだが、これは、ある意味で画期的なことである。おそらく野田新内閣は政治的にかなり安定し、長期政権も夢ではないと思われる。すくなくとも小泉純一郎以後、植民地的政権が続いてきたことによる日本の衰退と政治的不安定は、これで少しは改善されることだろう。僕は今、ベトナムホーチミンに来ているが、ここが、いわゆる「ベトナム戦争」の中心都市だったとは思えないほど、静かで、安定し、発展しているのに、ベトナム戦争を知っている世代の人間としては、感慨深いものがある。やはり、いかなる事情があるにせよ、欧米の傀儡政権としての植民地政権は打倒すべきなのだ。リビアカダフィ政権は、欧米軍事力の攻勢のもとに崩壊したらしいが、僕は、日本のマスコミやジャーナリズム、アカデミズムの人間たちのように手放しで、民主化政権という名の植民地政権の誕生を、「独裁者カダフィー打倒」という欧米社会が捏造しらイメージをに洗脳されて、喜ぶ気にはなれない。小沢一郎ホーチミンカダフィ大佐は、僕の中では、乱暴な論理かもしれないが、民族解放戦争の英雄としてのイメージにおいて 、共通するものを持っている。野田政権の今後を見守りたい。



(続く)
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