文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

松本復興大臣の辞任の意味と無意味。

松本大臣による暴言恫喝発言騒動は、松本大臣の辞表、辞任で一応の結着が見られたように思われるが、この一連の騒動で思わぬ事態が露見した。世間の目が松本大臣の人格や暴言に集中する一方で、大臣の相手役、村井宮城県知事の正体も、次々と暴露され、意外な実体が明らかになったからである。僕は、大震災後、ここがチャンスとばかりに、テレビに防災服姿で頻繁に登場して、被災地を代弁しはじめた頃から、この男に密かに関心を持つようになった。なにか、いかがわしいものを感受したからだ。しかし、村井知事が防衛大学卒であることは知っていたが、それ以上のこと、つまり松下政経塾出身、新自由主義者経済特区構想、県民や漁業関係者を無視、排除して、野村総研と組んで再開発・・・などということについては、今回の事件が起こるまで、まったく知らなかった。今回の騒動でこれらの事実を知り、「なるほど、そうだったのか・・・」と思った次第である。拙ブログの「コメント欄」に寄せられた「wataru」氏のコメントより引用する。

(wataru)
ついでに村井嘉浩
松本龍と対面したときは平身低頭。その後、マスコミ報道とメールで自分に分があると知るや直ちに抗議の記者会見。勝敗が判明した時点では敗者に情状酌量を求める記者会見。
まさにマスコミに寄り添う陽炎のような存在だ。

wataru」氏が指摘する通りだろう。さて、復興担当大臣は、松本大臣が更迭され、後任に平野ナニガシが就任したが、おそらく、これで被災地の復興は、進展するどころか、大幅に遅れることになるだろう。皮肉なことだが、宮城県知事、宮城県のテレビ局・東北放送、そして東北各地の被災者たちが望んだ通りになったということだ。(続く)



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