文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「男たちの国防論」(7・8、新宿ネイキッドロフトにて対談イベント、針谷大輔が斬る!! 「男たちの国防論」 Vol.18)にパネラーとして登壇し、「米国の日本支配の実態」や「参院選挙後の政界再編」等について「反米愛国派」「民族自立派」の観点から話すことになりました。

数年前、「一水会」の木村三浩氏に依頼されて、一水会公開講座で「小泉政権批判」の講演をして以来の若い友人である「統一義勇軍」議長針谷大輔君だが、今回、彼が主催し、司会も担当する「男たちの国防論」(7・8、新宿ネイキッドロフトにて対談イベント、針谷大輔が斬る!! 「男たちの国防論」 Vol.18)に、パネラーとして登壇し、「米国の日本支配の実態」や「参院選挙後の政界再編」等について「反米愛国派」「民族自立派」の観点から話すことになった。僕は、これまで、この種のトークイベントに参加したことはないので、どういうことになるのか分からないが、声を掛けてもらった以上、喜んで参加することにした。さて、話は変わるが、菅直人 首相の最近の発言を聞いていると、「消費税10%」発言や「参院選挙惨敗でも続投する」発言を初め、選挙を前にした首相発言としては首を傾げたくなるようなものが多く、その真意を測りかねていたが、やはりここに来て菅直人が、国民の意向や選挙結果なども無視する形で、自民党との連立政権を念頭においていることが明確になってきたと言っていい。菅直人発言の裏には、言うまでもなく鳩山政権を潰し、小沢排除を画策する「アメリカの影」が見え隠れする。つまり、これは、菅直人民主党政権の舵取りも、そして菅直人の発言も、アメリカの奥の院からの指令の元に行われているということだ。言い換えれば、菅直人が、前原や枝野、あるいは渡部親子(渡部黄門と息子の渡部恒雄)等と組んで、小・鳩による政権交代後の対米自立を模索する「民主化政策」を阻止し、さらには米国支配と植民地政治を温存すべく「政権交代潰し」の動きに出てきたということだろう。菅直人は、総理総裁という地位を担保してもらう代わりに、完全に米国に魂を売ったということだろう。したがって選挙後は、菅直人等の自民党をも巻き込んだ連立工作を空洞化すべく、民主党内の小沢グループも躊躇することなく、素早く動くだろう。すでに多くの国民にもみえてきたはずである。マスコミや検察官僚連合軍による一連の「小沢・悪」という小沢バッシング報道と洗脳工作が、実は対米自立を模索する「政治家・小沢一郎」を権力内部から排除するための米国の「対日植民地政策」の一環だったことを。いずれにしろ、菅直人等が、日本国民よりも米国政府の方を向いて植民地政治をおこなおうとしていることは明らかであって、遅かれ早かれ、それに気付いた日本国民から、手痛いしっぺ返しをくらうことになるだろうことは言うまでもあるまい。しかしそれにしても、菅直人ほど公然と、国民を奴隷扱いし、ご主人様の前に這い蹲る植民地政治に手を染めた政治家は見たことがない。吉田茂岸信介も、そして正力松太郎児玉誉士夫も、「米国のスパイ」になりさがったのではないかと批判されたこともあったが、菅直人ほどの植民地原住民丸出しではなかったし、当然のことながら、彼等には、米国に屈服する振りをしながらも対米独立、民族独立を必死で模索するという日本民族の魂と気概が残っていた。菅直人の場合は? こんな卑屈な奴隷根性丸出し、植民地原住民根性丸出しの男を、僕は見たことがない。これが、権力の座についた元左翼市民運動家の実態なのか。

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