文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

亀井静香氏が構想する政界再編劇の可能性。

dokuhebiniki2009-11-17




モラトリアム法案や日本郵政人事等で、政治的腕力を見せ付けることに成功した国民新党の亀井氏が、いよいよ政界再編の仕掛け人としても動き出したようだ。平沼グループ田中康夫の「新党日本」だけではなく、自民党の反「郵政民営化」グループの議員にも触手を伸ばしているらしいから、おそらく小沢一郎氏も、背後から支援していると見るべきだろう。当面は、平沼グループ田中康夫も、亀井新党に合流するわけには行かないだろうが、衆議院の解散が四年はないとすれば、政権から離れた議員たちは内心、穏やかではないはずだから、背に腹は変えられないというわけで、平沼グループ田中康夫の「新党日本」だけではなく、自民党の中のかなりの議員たちが、いずれ亀井新党に流れ込むことだろう。そうなれば、自民党は完全に分裂・解散・消滅することになるわけだが、それも仕方ないだろう。保守政党とは、権力闘争に勝つことを至上命題とする政党でなければならないはずだから、権力闘争に負けたうえに、さらにこれからも権力闘争に勝つ見込みのない自民党は、もはや保守政党とは言えない。保守主義とは、何がなんでも権力闘争に勝ち続けることである。「負け犬の遠吠え」を繰り返すことは、その発言内容が正しかろうと間違っていようと、まぎれもなく左翼イデオロギー政党のやることである。


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