文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

米軍基地を東京都心部に移転せよ。

dokuhebiniki2009-11-18

(右写真は、1945年8月、アメリ海兵隊の基地として拡張された嘉手納空軍基地)


沖縄の米軍基地の移転問題が、アメリカ政府と鳩山政権の間で、そして鳩山政権内部で、依然として出口の見えないままくすぶり続けてているわけだが、一説では、ここへ来て、経営が行き詰っている「関空」(関西国際空港)に米軍基地を移転してはどうかという意見もあるらしいが、僕は、沖縄に配備されている米軍基地を、沖縄住民のこれまでの痛みと犠牲を知るためにも、東京都心部に、あるいは成田か羽田に移転した方がいいと考える。そして渋谷や新宿、あるいは銀座、赤坂、六本木等の盛り場をアメリカ兵が闊歩するようにしたらいいと考える。そうすれば、日本人は、はじめて米軍基地が日本の領土に存在するという現実を、そして日米軍事同盟の現実を、思い知らされることになんると考える。日米軍事同盟と米軍基地存続が必要と考えるならば、それぐらいの痛みと犠牲を覚悟するべきだと、僕は思う。これは、皮肉や冗談で言っているのではない。軍事オタクと言われる自民党衆議院議員石破茂は、先日のサンデープロジェクトに出演し、民主党の福山某議員を相手に米軍基地移転問題を議論していたが、そこで、米軍基地移転問題は国家レベルの問題なのだから、沖縄の一地方都市の選挙結果等は無視せよ…と語っていたが、まことに勇ましい理屈であるが、もしそういう理屈が成り立つならば、東京都民や千葉県民の意向など無視して、今、すぐに成田か羽田に米軍基地を移転すべきである。米軍基地を、沖縄という一地方都市に、あるいは東京からは見えない遠い離島に封じ込め、痛みと犠牲を沖縄県民だけに押し付け、米軍などどこにもいないかのように大多数の日本人は「知らん振り」しているわけだが、これは日本人として卑怯なことであり、恥ずべきことだろう。沖縄県民は、金がほしいからゴネているのだとか、騒げばカネが出るとという習性を身に着けた…などと言って、沖縄と沖縄県民を冒涜していた渡部昇一先生の家の前に、米軍基地のゲートを作ってあげてはどうだろうか。渡部昇一先生は、米軍基地を歓迎するはずである。それとも、そうなれば渡部昇一先生が、一番先に山形あたりへ移住することになるかもしれない。そして今度は、東京都民よ甘えるな・・・とか、東京都民は騒げばカネが出ると思っているのだろう・・・などと東京都民に向かって批判・罵倒を繰り返すかも・・・。






★人気ブログランキング★
に参加しています。一日一回、クリックを…よろしくお願いします。尚、引き続き「コメント」も募集しています。しかし、真摯な反対意見や反論は構いませんが、あまりにも悪質なコメント、誹謗中傷が目的のコメント、意味不明の警告文等は、アラシと判断して削除し、掲載しませんので、悪しからず。
人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ