文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「亀井・小沢連合」で政界再編を…。

今朝は、鳩山民主党新代表選出をめぐって、何を、どう報道するのかを知りたいと思って、久し振りに「サンデープロジェクト」を見たが、そこで、鳩山新代表の話は、いつものことながら、司会の田原総一郎氏のお世辞にニコニコ笑っているばかりで、突然、田原氏の誘導尋問に、「小沢幹事長はない…」かのように軽々しくホンネで応じるような具合で、どうでもいいいのだが、その後、亀井静香氏が登場し、「岡田の惨敗の原因は、小沢秘書逮捕事件において、検察の選挙妨害に一言も抗議していなかったからだ…」と、突然、岡田敗因に関して「検察批判」をしなかった岡田氏を、厳しく批判したことにはちよっと驚いたが、その後も亀井氏は、執拗に西松事件における小沢擁護論を展開し続けたわけで、これは、「亀井ー小沢連合」が、意外に強固であり、これからの政界再編の鍵を握るのが、この二人であることを暗示しているように感得したのは、小生だけではあるまい。これからの日本の政治は、鳩山でも岡田でもなく、もちろん麻生や安倍でもなく、おそらく「亀井ー小沢連合」路線が主導権握ることになろう。「亀井ー小沢連合」路線が、日本の政治の主導権を握ることになれば、これ以上の強力な政治・政府はないわけで、日本を奈落の底に陥れている「お子様ランチ」的な「お坊ちゃま政治」と決別した上で、久々に強力な豪腕政府が誕生することになり、そうなれば必然的に「日本復活」の可能性も見えてくることになろう。