文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

鳩山圧勝で決まり。岡田克也は空気が読めない。空気の読めない男に政治家の資格はない。政治的リーダーとしての資質に欠けている。


マスコミは「岡田人気」とやらを煽っているが、そんな「人気」を信じているのは本人だけで、その種の記事も、要するに、政治現場の現実を見ていないマスコミ関係者の希望的観測記事か、あるいは「小沢潰し」を画策する自民党サイドが流す謀略記事の類だろう。すでに「ポスト小沢」は鳩山で確定、鳩山圧勝は動かない。岡田は、前回の衆院選挙で、国民的人気などないことは証明済みであって、未だに「岡田人気」という幻想に酔っているという点で、支援者と共に、岡田は政治家失格だろう。そもそも、党首選挙に、何回、立候補しても同じだろう。岡田党首が誕生する時は、政権交代の可能性がなくなり、民主党の万年野党化が確定した時だろう。要するに敗戦処理。前回の衆院選で、政権交代を確信して、僕も応援したのだが、岡田には政治家としてのオーラがまったくないことを思い知らされた。本人にはそれが分からないらしいが、空気の読めない男、つまり時代の流れに乗れない男、周りの空気を陰鬱にする男は、政治家失格である。「負け犬体質」の染み付いた岡田は、裏方に徹すべきである、と思うのだが、本人はやる気らしい。困った男というか、気の毒な男である。

■岡田人気も鳩山圧勝?“イチ難”去った民主党16日代表選
スポーツ報知



 民主党小沢一郎代表(66)の辞任表明から一夜明けた12日、次期代表をめぐり、党内の駆け引きが本格化してきた。「ポスト小沢」は事実上、鳩山由紀夫幹事長(62)と岡田克也副代表(55)の「一騎打ち」の様相を呈している。代表選は16日に決定したが、所属議員からは「選挙期間が短すぎる」との異論も噴出。「小沢なき民主党」の船出は初日から波乱含みとなった。

 小沢氏の電撃辞任表明から一夜明け、後継代表選出に向けた動きが、複雑な党内事情を浮かび上がらせた。

 ▽世代間抗争 代表選は「岡田対鳩山の一騎打ち」(渡部恒三最高顧問)が濃厚だ。小沢氏と二人三脚で党運営をしてきた鳩山氏は、支持議員らとの会合で出馬の意向を表明。一方、小沢氏と距離を置いてきた岡田氏も「熟慮中」としつつも「堂々たる代表選を行い、国民に判断してもらう」と一両日中には立候補を宣言する意向だ。

 この構図を政治アナリストの伊藤惇夫氏は「小沢、菅(直人代表代行)、鳩山各氏の旧世代と、岡田氏を担ぐ若手・中堅の『世代間抗争』です」と解説する。

 ▽小沢院政? 後継選びは、鳩山氏への禅譲路線の色が濃くなってきた。衆院選に向け「挙党態勢で現体制維持」という大義名分があるが、伊藤氏は「“鳩山代表”では小沢氏のダミーと見られかねない」と指摘する。

 共同通信社が11、12両日に実施した世論調査では次期代表にふさわしい人物として岡田氏が23・7%でトップで、鳩山氏は16・9%で2位。「党内の力関係だけで鳩山氏で押し切っても、国民から批判を受け、党勢回復どころではなくなる可能性も」(伊藤氏)。

 ▽第3の男 2人の元代表の争いに割って入る人物は現れないのだろうか。菅氏や前原誠司副代表、年金問題で全国区になった長妻昭政調会長代理の名前も挙がったが、それぞれ不出馬を明言。伊藤氏は「誰が出ても、この2人(鳩山&岡田氏)が相手では勝機を見いだせない。麻生首相を際立たせるために、候補者が乱立した昨年の自民党総裁選のような演出がかった選挙は、しない方がいいのでは」と話す。しかし、代表経験者同士の戦いには、党内でも「正直、新鮮味には欠ける」(中堅)との声も出ている。

 ▽無投票決着も 執行部は党規約に基づき、今回の投票権は所属国会議員に限定。現職議員だけの短期決戦では、07年の参院選に勝利した「小沢チルドレン」を抱える参院の大半が支援する鳩山氏が圧倒的に有利となるが…。「小沢氏の影がちらつく鳩山代表で落ち着くか、世論に敏感になり、クリーンな岡田代表で一新を図るか。調整を図り、無投票当選もありうる」と伊藤氏。にらみを利かせていた主役が表舞台から降板した寄り合い所帯はどこへ行くのか。

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