文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小沢党首は続投せよ。それが国民の声だろう。

自分の頭と足で取材することも情報分析することもなく、ただひたすら検察側がリークする捜査情報の一方的な垂れ流しを続け、日本の検察とは言いながら「米国政府の奴隷機関」でしかない「東京地検特捜部の正体」がバレバレになったにもかかわらず、未だにその検察権力に迎合し続ける一部のマスコミからは、早々と小沢民主党党首の辞任説も流されているが、むしろ国民の声は、そのマスコミ情報とは逆に、「小沢一郎よ、辞任するな。」「政権交代の実現へ向けて、最後までがんばれ。」「自民党を潰せ。」というものであろうと僕は思うのだが、どうだろうか。さて、地検特捜部は、政治権力とは無関係に、政治的に中立公正な立場を維持しながら、単独で「小沢氏秘書逮捕」に動いたかのように言う人もいるが、はたしてそうだろうか。むろん、そんなことはない。地検特捜部は、どんなに動きたくとも、森英介法務大臣の許可がなければ動けない。さらに森法務大臣は、これだけ政治的影響の大きい事案ならば、当然のことだが、麻生首相に相談しただろう。つまり麻生首相からの「ゴーサイン」が出たからこそ、地検特捜部は、「小沢氏秘書逮捕」という「大仕事」に向かって突進出来たのである。麻生首相が、いくらとぼけようと、また誰だか知らないが、麻生首相を説得した人物が他にいたとしても、すべては麻生首相官邸と地検特捜部のあいだで打ち合わせ済みの行動だったのだ。支持率一桁で、しかも自民党内から「麻生降ろし」が活発化している時である。誰が考えたって、これは「国策捜査」って奴だろう。したがって国民の間から、一斉に「これは、国策捜査ではないのか?」「米国からの圧力があったのではないか?」「陰謀ではないのか?」という声が沸き起こるったのは当然なのだ。一度、地検特捜部が動くと、すべては既成事実化し、あたかも地検特捜部が、世間の空気を読みながら、一部のマスコミにひそかにリークする怪しげな捜査情報が、客観的真理のごとく独り歩きし始める、というわけだ。フジテレビの解説者が、夜のニュースで、「地検特捜部は綿密の証拠調べや資料分析の上で、捜査を開始しているから、間違いはない。」と断言し、陰謀論国策捜査論を口にする者は甘い、と言っていたが、地検特捜部とは、そもそもその捜査開始そのものからして、きわめて「政治的」な組織のである。地検特捜部の垂れ流す捜査情報が、単純に、正しいと言えるはずがない。今や、国民の多くが、「東京地検特捜部」なるものの正体を見てしまったということなのだ。それにしても前原誠司って、口の軽い奴だね。







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■参考資料
違法献金事件、自民に拡大せず=政府高官が見通し
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009030600011

(時事通信)


違法献金事件、自民に拡大せず=政府高官が見通し
 政府高官は5日、西松建設の違法献金事件に関する東京地検特捜部の捜査が自民党の議員にまで拡大することはないとの見通しを示した。その理由について政府高官は「(小沢一郎民主党代表の逮捕された公設第1秘書の場合は)西松建設への請求書があった」と指摘した。ただ、小沢代表は「不公正な国家権力の行使だ」と検察批判をしていることから、捜査の見通しを示した政府高官の発言が反発を招く可能性もある。
 西松建設OBが代表を務めていた政治団体からは、自民党二階派森喜朗元首相、尾身幸次財務相らが献金を受けたりパーティー券を購入してもらっている。(2009/03/06-00:25)