文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「ラフレさいたま」の思い出。


かんぽの宿オリックス一括譲渡問題の余波で、先日、社民党保坂展人代議士や民主党原口一博代議士等が視察調査したことから、さいたま新都心駅から歩いて5分ほどのところにある「ラフレさいたま」という高層ビルの存在が急速に政界の暗部に迫る重要テーマとして話題になりつつあるようだが、実は、この豪華建物の隣に建っている国税庁関係の高層ビルで、かなり以前から小さな勉強会を開いているので、「ラフレさいたま」のこともかなり身近な話題としてよく話しており、しかも僕は昨年、この「ラフレさいたま」に一泊したこともあり、僕にとっても思い出深い建物だ。「ラフレさいたま」は、「さいたま新都心」の官庁高層ビル街の一角に建っている高層ビルの一つだが、僕がはじめてこの高層ビルの存在を知ったのは、ワールドカップの時、どこかのチームが宿泊したことで話題になったことからであったが、その時初めてこの高層ビルが豪華宿泊施設であり、しかもそれが郵政省関係の建物であり、屋上には豪華な大浴場つきの天然温泉まであるらしいことを知ったが、何故、こんなところに郵政省関係のこんな豪華な宿泊施設があるか、不思議であったが、今回、発覚した「『かんぽの宿オリックス一括譲渡問題」の登場で、「ラフレさいたま」の存在がクローズアップされに及んで、「やはり、そうだったのか」と妙に納得しているところだ。さて、小泉構造改革郵政民営化の旗振り役の一人だった宮内義彦オリックスが、日本郵政株式会社との間で、「かんぽの宿」を100億前後の金額で一括譲渡するという契約を結ぼうと画策していることが暴露され、しかも自民党鳩山邦夫大臣までが「これは、おかしい」と異議を申し立て、それに対して、小泉改革の仕掛け人であった竹中平蔵が、お得意のメディア戦略というわけで、テレビや新聞を使ってさかんに「『かんぽの宿オリックス一括譲渡は公平な商取引であり、問題ない」と弁明を繰り返しているわけだが、しかしながらここへ来て、小泉構造改革の暗部が次々に暴かれ、絶体絶命の窮地においこまれつつある小泉・竹中一派の中でも、小泉構造改革における経済利権の暗部に絡んでいて、もっとも甘い汁を吸ったらしい重要人物である宮内義彦の名前が、「派遣法改正」問題といい、「かんぽの宿」問題といい、次々と浮上してくるにいたって、いよいよ来るべきものが来たと言わざるをえないだろう。保坂議員によると、「ラフレさいたま」は、それ自体は、「かんぽの宿」ではなく別の管轄らしいが、しかし、オリックスとの「かんぽの宿」一括譲渡契約の中に、この「ラフレさいたま」もこっそり忍び込ませているらしい。ちなみに「ラフレさいたま」の豪華宿泊施設は、立地条件からも推察されるように、「かんぽの宿」というイメージからは程遠く、一流都市ホテルなみの施設を抱えた建物であり、単独でもその資産評価額は100億とはいかないまでも、かなりの高額にになるらしい。竹中平蔵を初めとして、小泉・竹中一派の連中が火消しに躍起になっているのも頷けるわけで、いずれにしろ、小泉構造改革に群がった「政商」たちの暗部は、今こそ、徹底的に暴かれるべきだろう。そして最後は司法の手にゆだねるべきだろう。宮内義彦等が逮捕される日は、あるのか?





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