文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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大連立工作に失敗した小沢一郎グループは、民主党を離党か?

福田自民党小沢民主党の「大連立工作」は失敗したようだが、民主党小沢一郎の方が、むしろ大連立構想に積極的だったらしい。というわけで、民主党内部の説得工作に失敗した今、小沢一郎の動向が注目されるわけで、小沢一郎ほどの人物なら、ここで、党首辞任どころの話ではなく、民主党の阿呆どもを置き去りにして民主党を離党し、新党結成へと突進することも視野に入れているはずである。そうなれば、政権交代の可能性は消えるだけでなく、残された民主党には「社会党化→社ミン党化」の運命しかないだろう。むろん、福田自民党の自爆的崩壊は目前であり、福田に自民党の再構築などとても無理。解散総選挙を逃げまわって、やがて野垂れ死にするしかないだろう。一方、小泉自民党の別働隊を気取っていた前原グループは、行き場を失って政界の藻屑となり、これまた、消え去るのみだろう。なーんてのは僕の妄想だけど、はたしてどうなることやら。

時事通信社


福田康夫首相(自民党総裁)と小沢一郎民主党代表は2日午後3時から休憩を挟み、国会内で約2時間10分、党首会談を行った。首相は、衆参ねじれの下で国会運営が行き詰まっている現状を打開するため、連立政権協議を打診。小沢氏は持ちかえった。この後、民主党は役員会を開き、連立は拒否することを決め、小沢氏が電話で首相に「連立はのめない、受諾できない」と伝えた。

 また、会談で首相はテロ根絶に向け、インド洋での海上自衛隊の給油活動を早期に再開する必要性を強調し、「新テロ対策特別措置法案を何とか(してほしい)」と成立への理解を求めた。これに対し小沢氏は、自衛隊の海外派遣を随時可能とする恒久法の制定を条件に、新テロ法案の今国会成立に協力する考えを示した。

 会談後、首相は記者団に対し、連立打診について「今の政治情勢を全体的に見て、状況打開のため政策を実現するための新体制をつくる必要があるとの考え方で提案した」と説明。自衛隊派遣恒久法に関しては「小沢氏がかねがね主張していることもあるので、国連(安保理)決議や国連が承認した活動(の枠内)を原則にやっていこうという話をした」と述べ、前向きに対応する意向を示した。

 一方、民主党は会談を受け、党本部で役員会を開き、連立協議には応じない方針を決めた。また、新テロ法案にも賛成できないとの考えで一致した。この後、小沢氏は「役員の皆さんは、政策協議に入ること自体も反対の考えの人が多数だった」と述べた。(


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