文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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前原ウォッチャーとしては…(笑)。

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民主党若手グループの中に、御用ジャーナリスト・青山某や二木某などの自慢話で、携帯電話でさかんに、自民党の安倍官邸お抱えマスコミ関係者に、民主党の内部情報をチクッている人がいるらしいということが、次々と暴露されているが、それが誰であるかは言わなくてもおよそ察しがつくというものだろう。というわけで、民主党内部の裏切り者を調査するまでもなく、「飛んで火にいる夏の虫」ならぬ、民主党内部の若手の「チクリ」ーマンたちが、「小沢民主大勝」を持て囃すマスコミ報道の加熱に我慢できずに、ついに蠢き出したようである。たとえば、前原某が、その一人かどうかは、われわれドシロートには分からないわけだが(笑)、しかし、自ら「反小沢」を意識した派手なパフォーマンスに出てくるところを見ると、間違いなく前原某がその一人かもしれないという予想は、当たらずとも遠からずということになるだろう。さて、前原某は、「民主大勝利」を受けて、「テロ特措法延長反対」を唱える小沢一郎に反旗を翻すかのように、小沢的な、あるいは民主党的な「テロ特措法延長反対」論に反対の発言を繰り返しているのだそうである。岡田でも前原でも達成できなかった「参院逆転」「民主大勝」を実現した小沢一郎の復活を快く思っていないのだろう。それにしても政治的センスのない男である。「安倍自民惨敗」を受けて、「反安倍」の姿勢をただ一人、先陣を切って鮮明にし、すっかり時の人になった自民党議員・石破茂のモノマネでもしたかったのだろうか。石破とは、ぜんぜんその役割の意味が違うと思うけれど…。前原は、「テロ特措法延長」に反対して、日米関係がギクシャクすることを心配しているようだが、別に小沢は、意識的に反米のスタンスを取ろうとしているわけではないだろう。小泉や安倍のように、米政府に対して奴隷かイヌのように、ただひたすらペコペコすることが健全な日米関係だと思っていないというだけだろう。シーファー大使の面会申し込みを、「会う必要が無い」と一度は冷たく拒絶した小沢だが、近いうちに、「シーファー・小沢会談」が実現するというではないか。何も、あわてる必要はないのである。それこそ大人と大人の外交交渉ではないのか。たとえば、従軍慰安婦問題で、最初は、「狭義の強制連行はなかった」と国際世論に向かって大見得を切っておいて、アメリカ政府や国際世論が日本批判に転じるとアツサリと前言を翻して土下座し、ひたすら謝罪しまくり、ついにはあの悪名高い「河野談話」や「村山談話」まで認めててしまうという喜劇を演じたアベ・シンゾー君とは、明らかに政治家としての貫禄が違うだろう。党首としてのリーダーシップを疑われ、あっという間に失脚した元・民主党党首・前原が、今ごろ、へっぴり腰で、マスコミ受けを狙って、出しゃばってくる必要はないのである。タイミングが悪過ぎて、ただもうみっともないだけである。それとも前原某って、民主党党員というのは隠れ蓑で、本業は「安倍自民」と連携して民主党を内側から食い潰そうとする「トロイの木馬」なのかな(笑)。

2007/08/04-12:12 時事通信
テロ特措法、延長反対に異論=「政権担当能力問われる」−民主・前原前代表


 民主党前原誠司前代表は4日午前の読売テレビの番組で、11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法の延長について「必要だと思う」と述べ、反対する方針を表明した同党の小沢一郎代表に異論を唱えた。
 同法の延長問題は、参院与野党逆転下で迎える秋の臨時国会の最大焦点。前原氏は「(延長反対で)米国との関係をまずくするのは、まさに政権担当能力が問われる」として、対米関係重視の観点から前向きに対応すべきだとの考えを示した。
 一方で前原氏は、民主党が過去の与野党協議で国会の事前承認を求めた経緯を説明するとともに「(自衛隊活動に)どういう効果があったのか、政府は説明責任を果たしてこなかった」と指摘。「与党も今までのように、ポンと出して認めろということではなく、知恵を出してもらいたい」と譲歩を求めた。


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