文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

{安倍と暴力団}…安倍は、何故、言論弾圧にこだわるのか? 低脳の馬鹿だから? 民主主義も何も知らないから?(笑爆笑)

dokuhebiniki2007-05-10

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キチガイに刃物」という言葉があるが、この言葉から「安倍に言論弾圧」という言葉を連想するのは僕だけだろうか。安倍が総理就任以前から言論統制言論弾圧にこだわっていることは明らかだが、総理総裁に就任後も、相変わらずマスメディアの情報に敏感に反応し、新聞記事や放送内容を細かくチェックして、脅迫と恫喝を繰り返している様は、誠に情けないというか、なんというか、馬鹿丸出しの体質がミエミエで哀れである。言うまでもなく、まともな政治家やまともな権力者なら、言論統制とか言論弾圧ということにかかわることを警戒し嫌悪し、それを本能的に避けるものである。いわば政治家や権力者にとって、それこそはやってはならない最後の禁じ手だからである。ヒットラー東條英機というような政治家を、僕は別に嫌いではないが、彼らの言論統制言論弾圧的な陰湿な政治的資質と体質には嫌悪感しか持たない。スターリン毛沢東に関しても同じだ。さて、わが安倍シンゾーは、どうした風の吹き回しか知らないが、総理総裁に就任する以前から言論弾圧に異常に固執している政治家である。女性戦犯法廷番組で、NHK幹部を官邸に呼びつけ、その某番組の内容の修正を、間接的に(笑)…、無言の圧力を加えつつ迫ったのもこの人であり、その官邸による放送弾圧、言論弾圧という事実を暴露した朝日新聞記者を恫喝したのもこの人だ。「ボクは言論弾圧なんかやってないよ…」と言うが、「やった」に決まっている。別に安倍が政治家として危険なファシスト的体質の持ち主だと思っているわけでもないが、ただ、言論弾圧言論統制を武器にして政権維持を画策するような、こんな低レベルのチンピラ政治家を総理総裁として持たざるをえない日本国民の一人として、かなり恥ずかしいと思うだけだ。政治家や権力者にとってマスメディアや一般大衆からの様々な批判や罵倒は、不可避である。有名税というようなれベルの問題でもない。マスメディアや一般大衆からの様々な批判や罵倒を許容できるかどうかが、政治家としての資質の有無を判別する基準である。安倍シンゾーにマスメディアや一般大衆からの様々な批判や罵倒を許容できるだけの人間的包容力がないことは明らかだが、それよりもその事実にまったく無知であるということこそ問題である。安倍は、これまでもNHKや朝日新聞の記事に難癖をつけまくって、政治権力をバックに、脅迫と恫喝を繰り返してきたわけだが、そのことの喜劇性と非常識をまったく自覚できていないという時点で、政治家失格というより、人間失格である。これぞまさしく「キチガイに刃物」である。安倍は、安倍の秘書や元秘書の暴力団との関わりを告発した「週刊朝日」の記事を取り上げ、「でっちあげ」だ、「捏造」だ、「「言論テロ」だと激昂した「振り」を自作自演しつつ恫喝した挙句、今度は3000万か4000万の損害賠償裁判に踏み切ったらしい。むろん、安倍本人が提訴したわけではなく、秘書や元秘書の名前を遣ってである。日本人で、この裁判提訴事件を秘書や元秘書による裁判だと思う人は一人もいないだろう。言うまでもなく、総理総裁としての安倍の裁判である。この「総理総裁が裁判告訴…」というチンケな事件が安倍の自作自演であることは明らかである。それにしても、安倍や、安倍の秘書、元秘書等が暴力団関係とまったく無縁ということはありえないだろう。報酬の分け前のトラブルから、事務所が暴力団に襲撃されるような政治家である。安倍は、「善意の被害者ヅラ」しているが、そんなことがあるわけがない。まったく大嘘だろう。安倍事務所の提訴・裁判は、ちょうどいい機会である。途中で適当に和解や示談などでごまかさずに、最後の最後まで徹底的に真実を追求してもらいたい。なんなら、ついでに統一協会合同結婚式祝電事件や、北朝鮮との裏取引交渉、ライブドア事件の実態なども、明らかにして欲しいものだ。安倍は、清廉潔白な美しい(笑)…政治家であり、暴力団などとのかかわりは一切なく、身辺は清潔そのもののはずだから…(笑)。「安晋会」とか「工藤会」なんて怪しい組織とはまったく無縁な政治家のはずだから…(笑)。

首相 週刊朝日の報道許せない


週刊朝日」が長崎市の伊藤前市長を拳銃で殺害したとして起訴された男が所属していた暴力団安倍総理大臣の元秘書との間にトラブルがあったと指摘した報道をめぐって、この元秘書と安倍総理大臣の2人の秘書は、記事は事実無根で名誉を傷つけられたなどとして、発行元の朝日新聞社や「週刊朝日」の編集長らを相手取って総額で5100万円余りの損害賠償などを求める訴えを、9日、東京地方裁判所に起こしました。これについて、安倍総理大臣は、9日夜、総理大臣官邸で記者団に対し「言論による暴力は許せない。わたしの秘書にも人権があるし、家族もいる。まったく関係もない暴力団とあたかも関係があったかのように報じられているが、まったく事実無根でねつ造だと思う。本人にとっても許せないと思うが、わたしも許せないと思っている」と述べました。これについて、朝日新聞社広報部は「訴状が届きしだい、内容をよく検討して対応を考えたいと思います」としています。
(NHKニュース)

産経新聞は…(笑)。こんな感じ。

首相秘書ら朝日新聞社を提訴 記事・広告で名誉棄損
2007年5月10日(木)02:56

 安倍晋三首相の公設秘書ら3人が9日、長崎市長銃撃事件に関係があるかのような記事や広告を掲載され名誉を傷つけられたとして、「週刊朝日」の編集長や発行元の朝日新聞社と記者を相手取り、謝罪広告の掲載と総額5159万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状では「週刊朝日」の記事や朝日新聞などに掲載された広告で、「安倍事務所の秘書らが長崎市長銃撃事件の容疑者が所属する暴力団から脅されていたとの事実に反する印象を強く与え、原告の社会的評価を著しく低下させた」と訴えている。


 問題となったのは5月4・11日の合併号の記事と広告。首相側の抗議を受け、4月28日付の朝日新聞や「週刊朝日」5月18日号は「おわび」記事を掲載したが、訴状は「全く事実に反する誤った印象を再び強く読者に与え、原告の社会的評価を著しく低下させた」と指摘している。


 安倍事務所は9日、「根拠が薄弱な記事でも、安倍首相に関することなら躊躇(ちゅうちょ)なく掲載するという判断が朝日新聞社内でまかり通っている事実に、極めて執拗(しつよう)な悪意と恐ろしさを感じる」とのコメントを発表。首相も同日夜、記者団に「全くの事実誤認で、捏造(ねつぞう)だと思う。(秘書)本人にとっても許せないと思うが、私も許せないと思っている」と述べた。


 朝日新聞社広報部は「訴状が届き次第、内容をよく検討し対応を考えたい」としている。


                  ◇
【用語解説】週刊朝日の記事とおわび記事
 5月4・11日合併号で「山口組水心会と安倍首相の『関係』を警察庁幹部が激白」と題する記事を掲載。幹部の証言として、警視庁が安倍首相サイドから、当時在籍していた秘書が右翼や暴力団に脅されているとの相談を受け、捜査の結果、水心会の関与を特定した−などと報じた。長崎市長銃撃事件の容疑者が同会に所属しており、朝日新聞は4月24日付の紙面で「長崎市長射殺事件と安倍首相秘書との『接点』」とする週刊朝日の広告を掲載。首相の抗議を受け、朝日新聞週刊朝日は「当該記事は、首相の元秘書が市長銃撃事件の容疑者が所属する暴力団の組織の幹部などから脅されていたという証言を取材によって検証したものです」(5月18日号週刊朝日)などとするおわび記事を掲載した。