文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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財務官僚の博士号取得も本間が裏工作か?

本間税調会長が離婚できなかったワケ (ゲンダイネット)


 愛人との官舎同棲がバレ、非難が集中している本間正明・政府税調会長(62)。しかし、この同棲生活には謎が多い。8年間も別居を続けている本妻(64)が三くだり半を突きつけず、財務省が官舎同棲を4年近くも放置してきたのはなぜなのか。そこには、セコい思惑があった――。


 本間会長は会見で「妻とは協議離婚中」と説明したが、周囲には何年も前から「離婚、離婚」と説明していた。ある関係者はこう言う。

「もうとっくに離婚したものと思っていましたよ。官舎で一緒に暮らしているのは新しい奥さんなんだろうと。だから、今回の愛人騒動が出てきたときは、『エッ! また離婚するの』と勘違いしてしまったほどです」

 本間夫人は家庭内暴力にも悩まされていたと告白しているが、だったら余計に、なぜさっさと離婚しなかったのかが疑問だ。

「実は来年4月に施行される『年金分割制度』を待っているのです。いま別れたら専業主婦の夫人は基礎年金しか受給できないが、来年4月以降は夫の厚生年金を夫婦で分割できるようになる。これに合わせるために離婚を待った。で、別居、愛人同棲となったんです」(関係者)

 こんなデタラメをよくぞまあ、役所が「見て見ぬフリ」をしたものだが、その背景にも驚く。

「官舎の便宜を図ったのは財務省の理財局ですが、本間氏から甘い汁を吸っていました。財務官僚の論文に本間氏は大学から博士号などの学位を与えていたんです。また、本間氏の研究グループの助教授らが財務省の仕事に協力していた。ズブズブの関係があったから『官舎から出ろ』とは言えなかったんです」(霞が関事情通)

 何から何まで国民をバカにしている。

【2006年12月16日「日刊ゲンダイ」掲載記事】
「2006年12月19日10時00分 ]




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