文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「チャンネル桜」と「亀井勝手連」

 昨日は、朝10時から、渋谷にある「チャンネル桜」スタジオで、「三島由紀夫」をめぐる討論番組の収録に参加。夕方近くまでほぼ缶詰状態だった。疲れた。テレビ番組の討論番組なんて初めてなので、少し遠慮気味に構えていたら話の流れにうまく乗れず、しかも出席者が、遠藤浩一(評論家)、富岡幸一郎(文芸評論家)、西尾幹二(評論家)、松本徹(文芸評論家)、宮崎正弘(作家・評論家)、山崎行太郎(文芸評論家)、それに司会の水島総(「チャンネル桜」社長)と七人もいるために、発言のタイミングがうまくつかめずに、思うような発言はできないままに終わってしまった。というわけでかなりストレスがたまった。しかし、まあ、討論番組や座談会なんて、こんなものだろうと思いながら、宮崎正弘さん、松本徹さん、西尾幹二さんらと喫茶店へ。その後、宮崎さんや松本さんと別れて、西尾幹二先生と二人で新宿まで山手線の電車に揺られながら、最近の保守論壇や保守思想の「貧しさ」について語り合う。西尾先生は、近く「江戸思想研究」の分厚い本を(「諸君」連載)出すそうで、これで、保守思想の真髄は、「北朝鮮問題」や「中韓問題」「拉致問題」「教育改革」「イジメ自殺」などのような、日々の政治ネタや国際情勢に軽薄に反応して一喜一憂し、右往左往することだけにあるのではなくて、学問や芸術の地道な基礎研究を土台にすべきだと訴えていく予定らしい。まったく同感。新著の刊行がまことに楽しみである。僕も、近く「葉隠と哲学」というテーマで、日本の保守思想の伝統と本質について、かなり長いものの連載を開始していく予定なので、その話をする。新宿駅に着くと、西尾先生は、最近、柴犬を飼いはじめたようで、家人が留守なので、そのお世話をしなくちゃならないと言いつつ、急ぎ足で帰っていった。そのまま山手線に揺られていたら、西尾先生と別れてしばらくして携帯電話がなった。「亀井勝手連」のTさんだった。Tさんともしばらく会っていない。というわけで、話が盛り上がる。僕のブログをいつも読んでいるということで、小生の近況をよくご存知のようだ。電話で話し続けるのもつまらないので、有楽町で待ち合わせて、「まぐろ」がおいしいというTさんご推薦の某居酒屋へ。政界、財界、論壇の裏話で議論沸騰。ここに書けないような、かなり危険な怪しい話も。というわけでストレスも発散。快適に酔いつぶれて帰路へ。





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番組名「闘論!倒論!討論! 2006 日本よ、今..」.



テーマ:戦後日本と三島由紀夫の遺したもの
(文学、政治、思想全般にわたって議論)



放送予定日:平成18年12月9日(土)夜9時〜12時


パネリスト:(50音順)
遠藤浩一(評論家):富岡幸一郎(文芸評論家):西尾幹二(評論
家):松本徹(文芸評論家):宮崎正弘(作家・評論家):山崎行太郎
(文芸評論家)


 (司会:水島総
    
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