文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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飯島秘書追放・排除が確定か?


小泉政権下の「暗部」を象徴してきた官邸のラスブーチン、こと飯島秘書官が、安倍政権下での生き残りを目指して必死に暗闘したにもかかわらず、もう一人の小泉政権の暗部のラスプーチン竹中平蔵の追放・排除に続いて、官邸周辺から完全に追放・排除されることが決定したらしい。


何はともあれ、久々にメデタイ話じゃないか。安倍=低脳インチキ保守一派もたまにはいいことをやるじゃないか…。


と言っても、このままこの男のトンズラを許してはなるまい。小泉政権5年間の間に繰り返されてきた、官邸を舞台にした数々の政治犯罪疑惑や金融スキャンダル疑惑を徹底的に追及していくべきだろう。場合によっては「飯島前首相秘書官逮捕」なんてのもあるかもよ…。


いずれにしろ、この男が、一連の官邸主導の情報工作、国策捜査国策逮捕の裏の仕掛け人だったことは間違いないはずである。官邸からの追放排除だけで終わらせてはならない。日本国民にとっての「売国と地獄の5年間」を演出してきた張本人であるこの男には、それ相応の責任を取ってもらわなければなるまい。


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http://outlaws.air-nifty.com/news/2006/09/post_f4e5.html

2006年9月23日 (土)
【スクープ】 安倍新内閣、飯島秘書官を排除!!


●暗闘の果て、波乱含みの新たな船出か!?


 
安倍晋三内閣は26日に発足するが、小泉政権下で5年5ヶ月に渡り、権勢を欲しいままにしてきた小泉首相の懐刀、飯島勲・首相秘書官が退任することが23日内定した。飯島秘書官は、安倍内閣でも影響力を保持しようと各種の画策を重ね、新内閣でも「内閣参与」などの肩書きで名を連ね、実質的な権力集中を目指していた。


この野望を実現するため、飯島氏はこの5年5ヶ月に及ぶ首相秘書官の〝威光〟を存分に使い、霞ヶ関、財界、永田町、マスコミなどを多面的に活用して、「自らの敵となりそうな人物の排除に集中してきた」(官邸筋)とされる。


こうした、飯島秘書官の動きに対しては、小泉首相は「無関心を装い、傍観していたが、本心は内閣の監視役として、飯島秘書官の新内閣への参加を望んでいた」(事情通)とされる。ところが、ここ1ヶ月以内での、飯島秘書官のマスコミ操縦の内幕などが、「一部でバレ、大騒ぎになった」(同)。


その結果、飯島秘書官サイドと反飯島側が「暗闘を繰り広げていたが、最終的に飯島が負けた」(官邸筋)とされる。これで、小泉政権を支えた飯島秘書官、竹中平蔵総務相が、いずれも政治の表舞台から去ることになる。竹中氏は、年内にも渡米し、ウォール街を〝第二の人生〟にするとの観測も浮上しているが、飯島氏は、これまでの経験を生かし、永田町暮らしを続けるものと見られる。
 (山中湖畔にて、松島宣仁)
 
「東京アウトローズ速報版」より・・・。 

飯島勲とは? こんな人だったらしい?

エラソーな飯島秘書官、ナーンもしない小泉首相 (ゲンダイネット)


「こんなことは前代未聞」――官邸関係者が驚いたことがある。22日午後、ひとりの外交官が官邸を訪ねた。ロシアのガルージン臨時大使。もちろん、日本漁船の拿捕(だほ)についての説明である。臨時大使を呼びつけたのは誰あろう、あの人だ。



 ガルージン臨時大使は官邸で「日ロ関係全体を損なわない形で、この事件を処理すべきだ。人道上の側面を最重視してやっていきたい」と述べた。しかし、拘束されている乗組員については「私には情報がない」と語るのみだった。


 官邸から呼ばれ、大慌てで駆けつけたのだろうが、呼んだのはナント、飯島勲首相秘書官だ。夏休み中だった小泉首相に代わって、秘書官が臨時大使を呼びつけ、会談を持ったのだ。


 当然、「飯島、何様!」という声が上がっている。


「飯島秘書官は今や、権力をほしいままにしている。官邸に勤務する官僚は全部、飯島氏に逆らえないし、安倍官房長官も一目置いている。そんな飯島秘書官が、今回表に出てきたのはいくつか理由がある。首相も官房長官も夏休みなので、官邸が何もしていないという批判かわし。さらに、外務省には任せておけないという側面もあったでしょう。外務省と飯島秘書官の犬猿の仲は有名ですからね」(永田町関係者)


 今や、誰が官邸の主なのか。素朴な疑問を抱いてしまう出来事だったのである。もちろん、飯島秘書官がしゃしゃり出た背景には、首相の小泉がやる気ゼロでナーンにもしなくなったという背景もある。


靖国参拝が最後の仕事。残すは遊び半分の外遊だけ。こんなお気楽首相はみたことない」と官邸番記者も呆れている。駐ロ臨時大使を呼んだときも、小泉は隣の公邸にいたのである。その気になれば、簡単に顔を見せられるのに何もしない。おそるべき政治空白が生じているのだ。


 飯島秘書官が“頑張る”のはもうひとつの狙いがある。安倍政権でも官邸に居座ることだ。


「ずばり“内閣参与”のイスです。経験不足の安倍を支えることを名目に、6月ごろからさかんに安倍にアプローチしているのです。小泉が『使ってやれ』と言えば安倍も断れないでしょう」(事情通)


 シブトいご仁である。

ゲンダイ・ネット【2006年8月25日掲載記事】

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