文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「きっこの日記」が「紀子」フィーバーを批判・罵倒したらしいが・・・。


「きっ子の日記」が、「秋篠宮妃殿下紀子」男児出産フィーバーを批判・罵倒する記事を、一度は日記にアップしたにもかかわらず、これはまずいと思ったのか、あわてて削除したことが話題になっているようだが、「きっこ」さんの気持ちもわからないではない。
http://megalodon.jp/?url=http://www3.diary.ne.jp/user/338790/&date=20060906192030


僕は、天皇制にも男系天皇維持にも反対ではないが、つまり小泉内閣が推進した皇室典範改正論には反対だが、そうかと言って、今回の男児出産を手放しで歓迎する気にもなれない。心の奥底に、何か釈然としないものを、煮え切らない何かを、つまり何か奇妙な後味の悪さを感じる。


これで皇室典範改正論議が中断することは歓迎すべきことだろうが、国民総出の「紀子フィーバー」というのにも違和感を感じる。要するに、「きっ子の日記」がフライングしたくなる気持ちも理解できないわけではない。僕は、誤解を畏れずに言わせてもらうならば、「紀子」という女性にあまり好感を持っていない。


僕は、日本国民の多くにも、僕と同じような感覚はあるはずだと思っている。そういう違和感を無視して展開されている「紀子」絶賛ムードには、僕としては、ちょっと、ついていけないなー、と思う。
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紀子さま男児ご出産 皇位継承第3位、41年ぶりの誕生
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 秋篠宮紀子妃(39)は6日午前8時27分、東京都港区の愛育病院で、帝王切開で男子を出産された。体重は2558グラム。宮内庁によると、「母子ともに元気」だという。皇族での男子誕生は父親の秋篠宮以来41年ぶり。皇位継承順位は皇太子、秋篠宮に次いで第3位。天皇、皇后両陛下にとっても初めての男の孫となる。
 政府は、紀子妃のご懐妊を機に女性・女系天皇容認に向けた皇室典範
改正案の国会提出を見送ったが、男子誕生で皇太子の次世代の皇位継承者がいなくなる可能性は遠のいた。
 ご夫妻にとって、長女眞子さま(14)、二女佳子さま(11)に次いで3番目のお子さま。お名前は、一般のお七夜に当たる誕生から7日目の「命名の儀」で決まる。
 皇室メンバーはこれで23人となった。現行の皇室典範では、天皇位を継ぐ資格者は男系の男子皇族に限っている。これまでは秋篠宮が最も若く、皇太子の長女愛子さままで9人連続で女子皇族が生まれていた。
 紀子妃は胎盤の一部が子宮口にかかる「部分前置胎盤」と診断されたため、出産は帝王切開で行われた。

日刊ゲンダイ

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