文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

政界一の亀田ファン・小池百合子環境相・・・だってさ。

モ〜ハラハラ、ドキドキ、小池環境相…「興毅世界戦」観戦記


森喜朗前首相(写真右)と並んで、亀田に熱い声援を送った小池百合子


 政界一の“亀田興毅ファン”を自任する小池百合子環境相(54)が2日、WBA世界ライトフライ級王座決定戦を観戦。スポーツ報知に、世界王者に輝いた興毅選手(19)への祝福手記を寄せた。小池氏は自身が推し進める地球の温暖化対策運動「チーム・マイナス6%」のモデルキャラクターに興毅選手を指名、コラボした仲。試合中、「前に出ろ〜」と黄色い声援を送り続けた政界のマドンナは、大苦戦の末のベルト奪取に心からホッとした表情だった。

 亀田興毅君、世界チャンピオンおめでとう! 試合中は、も〜、ハラハラドキドキしっ放し。声援をおくり続けて、ノドがかれましたよ。最初、守りの方が、ちょっと調子悪かったみたいね。今回はKOできなかったので、次はぜひともKO勝ちしてくださいね。

 興毅君のことは以前から知っていました。ビッグマウスで有名でしょ。そんな彼に先月、環境省が行っているキャンペーンの一環「STOPや! レジ袋」のキャラクターになってもらいました。環境問題に興味がない10〜20代の若者に、彼の強烈な個性で訴えてほしいと思ったからです。

 実は、それ以外にも接点があるんですよ。こうみえて、私は協栄ジムで鍛えてますから。病気してからは休んでいますがストレッチにシャドー、ミット打ちと、2週間に1回くらいは汗を流していました。マイグラブを持っている閣僚なんて、私だけじゃないかしら。

 そんな“先輩”の目から見た興毅君のボクシングの魅力は展開が速いところ。無駄な動きのない“ハイブリッド”なスタイルだと思います。今回は厳しい判定になって…。12ラウンドを戦うのは初めてでしょうし、最後はフラフラしていて本当に心配でした。

 興毅君といえば、その家族も印象的。「おもしろい」の一言です。でも、その一方で「絆(きずな)」というものも感じます。最近、世間で叫ばれているのが少子化。また、奈良県では父親のスパルタ教育に耐えきれず、自宅に火を放ってしまった高校1年生もいました。

 厳しい父親という面で、共通点もある亀田家ですが、教育の方向性がはっきりしているのが魅力です。興毅君も一見、ワルぶっていますが、一緒に記者会見なんかすると礼儀正しくていい子なんですよ。

 最後に、改めまして本当におめでとう!

 ◆小池 百合子(こいけ・ゆりこ)1952年7月15日、兵庫県芦屋市生まれ。54歳。76年、カイロ大学文学部卒業。79年、テレビキャスターに。92年、日本新党から出馬し、参院議員初当選。93年、衆院くら替え当選。同党副代表も務めた。94年、新進党結成に参加。98年、自由党、00年、保守党に参加。02年、党の分裂に伴い、自民党入り。03年、小泉政権環境相に就任。
(2006年8月3日06時02分 スポーツ報知)