文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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亀田事件ーTBSの逆襲は成功せり?

浪速のチンピラ、こと亀田コウキ青年のタイトルマッチ八百長事件のその後だが、TBSを中心に新しい展開を始めているようだ。激しいブーイングとバッシングの嵐が一段落するのを見計らっていたかのように、興行元のTBSが、全社一丸となって、亀田八百長チャンピオン擁護路線へと爆走を始めたらしい。


日曜日のテレビを観察した人の話では、TBSは朝からほとんど全番組に亀田クンを登場させ、亀田擁護論を展開したそうである。しかも、アナウンサーや会社関係者だけでなく、コメンテーターやタレントなど、すべての出演者までが、全員一致で、亀田擁護の論陣を張り、大フィーバーだったようだ。


というわけで、僕としは、亀田一家やTBSの疑惑などはどーでもいいのだが、問題は、テレビ番組に登場して「正論」をぶち上げるコメンテーターや司会者達の言動である。爆笑問題橋下徹弁護士から和田アッコまで、なんで揃いも揃って、同じようなセリフと論理で、亀田君を擁護するのだろう。言い換えれば、彼らは、TBSの作成したマニュアル・台本に基づいて、口をパクパクさせているだけだのピエロだということを自ら実証しているようなものだ。


考えて見れば当然の話だが、それにしてもコメンテーターや司会者って、面白い職業である。これがボクシングの八百長程度の話なら別にどうということはないが、政治や政界の話にまで、この構造が貫徹されているとすれば・・・。むろん、間違いなく同じ構造だろう。小泉・安倍一派が、テレビのバラエティや討論番組に介入してくるはずである。暴力団関係のインチキ占い師や怪しいボクシング親子と結託して平然としているのが現在のテレビである。小泉官邸のメディア戦略の手先・走狗になるのも仕方がないだろう。


いずれにしろ、テレビ局の台本とマニュアルがあらかじめ決められており、それに忠実に喋るタレントだけが生き残る。やはり、突然、ホンネ発言を始めるような演技の下手な役者やタレントはここでも失格するだろう。


と、書いていたら、なんと、「亀田父」が、別の局の番組(「テレビ朝日」?)に登場して、ヤクザ顔負けの顔つきとしゃべくりで、ガッツ石松とやく・みつるを相手に、「何が悪いいんや?」と暴論をまくしたてている。テレビ朝日も、何かにおびえているようで、腰が退けている。さあー、どうする? ネット・ウヨのみなさんは…(笑)。ちなみに、「亀田ブログ(掲示板?)」http://kameda-bros.com/html/bbs_list_view.htmlはすで閉鎖されているようだ。



●参考資料。
TBSの内部文書。亀田・ランダエタ戦への抗議電話撃退マニュアル。
http://wibo.m78.com/clip/img/127420.jpg







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●おまけ。小池百合子嬢も、よく言うよねー。(笑)