文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

石破茂「軍事オタク」に注目せよ。

石破茂という軍事オタクの元防衛庁長官がいるが、僕は何回も批判したはずで、思想、容貌ともに趣味ではない。しかし最近、かなりマトモなことを言っているようだ。というわけで、某ブログからの孫引きで恐縮だが、朝日の「論座」でこんなことを言っているらしい。まったく同感である。

 以前の『正論』『諸君!』は、まさしく保守の正論でもあった。世の中にはなかなか受け入れられないけど、これが本当なんじゃないですか、という静かな、そして深い主張があったと思う。(中略)
 最近、『正論』、『諸君!』に何となく違和感を覚えるようになってきたのは、その静かさがなくなってきたせいなのかもしれない。
  「靖国に行くのがなぜいけない」「東京裁判は誤った裁判である」「A級戦犯が祀られていて何が悪い」的な。
 それに反論する人間としては、さすがに「愛国心が足りない」とは言いませんが、「勉強が足りない」という言い方をします。でも本当にそうだろうかという気がしています。私は、本当の保守というのは決して声高にものを言わないものだと思っているし、声高な主張をする人には気を付けるようにしています。その意味で、『正論』『諸君!』の路線が段々と変化しつつあるのかなという気がします。
論座』(朝日新聞社・2006年8月号)

実は、僕も最近、『正論』や『諸君!』はほとんど読まない。読むと不愉快になるだけだからだ。別にその保守思想に反対だからではない。あまりにも低レベルの、ドシロート的な書き手達が我が物顔で、単純素朴な「保守思想家ごっこ」を演じているのを見るのがツライからである。


というより、この保守系雑誌は、最近、メディアとしての独立精神を喪失して、完全に小泉・安倍系の御用雑誌化しているからである。僕などは、保守反動を自認しているが、それでも、マルクス主義にも、左翼過激派にも、あるいは保守青年達が大嫌いな大江健三郎にも、それなりに興味がある。むろん、小泉・安倍一派への批判にも。しかし、小泉・安倍路線を追認し賛美するだけの『正論』や『諸君!』には、その種の記事はほとんどなくなっている。


中西某や八木某等のような「うすっぺらな保守」のオンパレードである。僕は、西尾幹二をめぐる「つくる会」騒動の根本原因はそこにあるのではないかと思っている。つまり、小泉批判の急先鋒だった西尾幹二を、「つくる会」や「保守論壇」「保守系オピニオン雑誌」から排除し、追放しようという陰謀である。つまり、ここにも、小泉・安倍一派の情報工作部隊の手が伸びてきているのである。読む気がしなくなるのは当然だろう。


僕はこれから『論座』を定期購読することにする(笑)。あっ、言い忘れたが、石破茂は、今回の国連安保理決議騒動についてもかなりいいことを言っていた。また何かの機会に取り上げよう。そう言えば、最近、僕が個人的に「ひいき」にしている佐藤優と似ているなー。ヘンなところが。やっぱ、人間は、ヘンなところがなくちゃ・・・。ちなみにコイズミは、ヘンではなく異常・・・。


●安倍統一関係スレ -       
統一教会・祝電問題】 文科相や埼玉知事にも公開質問状…安倍氏・保岡氏からは回答なし
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1152792910/l50


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