文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

枡添要一の「暴走発言」を哂え。

(読者からの投稿より。)

Date: Sun, 19 Feb 2006 18:45:15 +0900
関西圏では、日曜の昼1時30分から、よみうりTVで「たかじんのそこまで言って委員会」という番組があります。 山崎先生はご存知ないかも知れませんせんが、この番組は、規制の多い関東圏特に東京では、絶対オンエアは困難な内容の番組です。本日の出演者は政治評論家の三宅先生、金美麗先生、枡添参議院議員、坂下弁護士、宮崎某、勝谷誠彦、桂さこば、高田真由子でした。 三宅先生、坂下弁護士、宮崎さん、ざこば師匠はレギュラーです。本日の番組で皇室典範が議題にのぼり、男系男子かもっと議論派は7名で女系・長子優先は桝添要一議員1名だけでした。 前からこの御仁、国際政治学者の頃から東大出の理論派でリアリストを自認する所があり、嫌いな文化人の1人でしたが、やはり東大左派のインテリでしかありませんでした。 金先生が「天皇家を現憲法で論じる事自体が間違い」と言えば、「天皇家であろうと全て憲法で検討されるべきである」と言い。 高田女史が「愛子さまのお婿さんは天皇家の縁戚の男子が望ましい」と言えば、「同じ東大卒なのに人権に対するの考えがないのはおかしい」と言う始末、三宅さんが「天皇家の問題なのに、皇室の意見は聞かないという有識者会議事態が不遜で無礼である」といえば、「天皇家をお守りするにはこの方法しかない、必ずこれに行き着くはず」という、ジャーナリストの勝谷氏が産経新聞を手にとり、「今回の有識者会議の決定は2年前から決まっており、最初から結論ありきの決定だ」といえば、「あなたは側室を認めるのか」と叫ぶ、はっきり言って東京裁判以降の戦後民主主義者の典型はこいつだなと思った次第です。 この番組のメインパーソナリティの我らがやしきたかじんは東京では知られてなくても、関西では超大物です。 前、日中問題ではテレビではっきりと「私は中国人は大嫌いです」と言える人です。 西村真悟先生が逮捕される直前に出ていた番組がこの番組で、逮捕後でもひどい誹謗中傷はこの番組に関してはありませんでした。 反対に擁護する意見も言える番組です。サンプロやTVタックルなんかより数段過激な番組で関西では昼間の視聴率は常にトップで、東京中心の人間の在京のテレビ局では言えない事も、この番組ではお構いなしに物を言ってきます。 その分その人間の本性が出易く人物観察には持ってこいです。結局は桝添要一も頭の中は宿敵、田嶋陽子と一緒というのは笑えますね。
(ダエマン)