文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小泉・飯島・竹中一派に「次の一手」はあるのか?

小泉、竹中、ともに火消しに躍起のようだが…。小泉のことだから、またまた起死回生の大バクチを売ってくるはずである。しかしもう「次の一手」はないかもなあ。「次の一手」は、読まれているからね。それに検察もいつまでも「死に体・内閣」の悪徳秘書の言いなりにはならないだろう。むしろ、検察は、これから、小泉・竹中・飯島一派の「レームダック化」を見込んで、小泉一派の政治的陰謀の数々を、強制捜査、家宅捜査のターゲットにしていくはずだ。マスコミも、遅きに失したとはいえ、ようやく小泉改革の批判を始めたが、この影響も小さくないだろう。「ヒューザー偽装マンション疑惑隠し」のために「ホリエモン騒動」を利用しようとしたが、今度は「ホリエモン騒動」の方が「雪だるま」式に拡大し、小泉一派の尻に火がつき始めたということかな…。前門の虎、後門の狼…(笑)。ということかな。それにしても、「証券取引法違反」について、「どういう問題か分からないが…」と発言する首相というのも傑作だよなあ。

衆院選支援は別問題 小泉首相
 小泉純一郎首相は17日昼、東京地検特捜部によるライブドア本社などの家宅捜索に関連し、自民党が先の衆院選で、同社の堀江貴文社長を亀井静香元建設相の対立候補として支援したことについて「その時点で郵政民営化に賛成する人は応援するということなので、今の問題とは別問題だと思う」と述べた。同社の証券取引法違反容疑に関しては「どういう問題か分からないが、(捜査を)見守っていきたい」と述べた。
 首相官邸で記者団の質問に答えた。
共同通信) - 1月17日13時10分更新

首相、道義的責任を否定…衆院選堀江容疑者応援
 小泉首相は23日の衆院本会議の代表質問で、ライブドアグループの証券取引法違反事件に関連し、自民党が昨年の衆院選で同社の堀江貴文社長を事実上支援した道義的責任について、「自民党幹部などが応援したことと(今回の事件は)別問題だ」などと否定した。
 民主党の前原代表の質問に答えた。
 首相は同日夜、堀江社長に対する東京地検の捜査について、記者団から「一度はエールを送ったので残念では」と質問されると、「そうですね。しかし、いかなる新しい時代においても法律を守るということは大事だ」と答えた。
(2006年1月23日21時40分 読売新聞)




←ホリエモン一派の次に逮捕されるのは、官邸の「○○一派」だろう…と思う人は、クリックしてね。