恐怖の「竹中政権」を予告する『週刊現代』を読め!!!

『週刊現代』がポスト小泉は、安倍でも福田でもなく、ましてや麻生や谷垣ではなく、ずばり「竹中平蔵」だと予告し、その根拠を分析している。僕も、かねがねそう予測していたので、先を出し抜かれた感があるが、かなり信憑性のある予告といってい。この予想・予告の鍵は「共犯関係」ということであろう。コイズミ構造改革において終始一貫してコイズミとと行動を共にしてきたのは竹中だけである。いや、小泉改革そのものが、実質的には竹中改革だったと言っても過言ではない。コイズミが猿回しのサルであって、後ろでそのサルを操ってきたのが竹中である。コイズミは、竹中以外の首相候補や後継者を信用していない。いや、信用できないというのが現実だろう。誰が後継者に指名されようとも小泉改革はその瞬間に頓挫する。と同時に、コイズミ政権時代の官邸の策謀と暗部が白日の下に曝される。コイズミ周辺に逮捕者が続出するだろう。それ故に、コイズミは退陣も引退も簡単には出来ないはずである。今回の選挙で、死に物狂いで、形振り構わずに「勝ち」に行ったのはそうせざるを得なかったからだ。政権を手放し、官邸を明け渡すことは、コイズミ執行部としては「命を賭けてでも…」回避しなければならないことだったのである。そこで、ポスト小泉の後継者である。一部には安倍政権が確実になったと見る向きもあるが、もし安倍政権になったら、小泉一派はどうなるか。安倍が小泉一派と一枚岩なはずはない。拉致問題を見ればそれは明々白々だろう。コイズミは、安倍を利用はするが信用はしていない。安倍こそ明智光秀だ…とコイズミ周辺は疑っているはずだ。そこで、コイズミと「悪」を共有していて、決してコイズミを裏切れない人物が一人いる。それは、竹中以外の何者でもない。竹中は、もし後継者として政権を担当することになれば、コイズミ以上に権力の陰謀に依存せざるをえないだろう。竹中政権の誕生こそ、コイズミ改革の総仕上げを担う役割をはたすと同時に、公権力を隠微に活用するコイズミ的陰謀政治をさらに増幅させるだろう。そして、竹中政権は最初の選挙で惨敗し、あっけなく崩れ去るだろう。

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