文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

幹事長に鳩山由紀夫で前野・民主党が逆襲かー。

ここ数日、民主党党首選びをめぐって、意外な展開が続いているが、幹事長に鳩山由紀夫を決定、さらに野田佳彦らを登用となるとなると、前原・民主党が「ポスト小泉」の台風の芽になりそうだな。とても、「低学歴右翼負け組み少年」たちを掻き集めただけの自民党・安倍グループでは、高学歴エリート集団が結集する新・民主党に対抗できないだろう。選挙には勝ったけれど、選挙後の小泉自民党は、小学校の学級会よりもひどい状況で、ますますミーハー化し、有望な党員を次から次に除名・迫害し、街角に屯する不良少年たちの喧嘩みたいな党内運営を続けているが、こんなことは「政権政党」が白昼堂々とやるようなことではなかろう。党内民主主義もヘチマもない。ライバルに「抵抗勢力」や「守旧派」のレッテルを張り、罵倒し続け、国家権力を使って抹殺するまで追跡する戦略は、あのスターリニズムそのもの…。これでは、惨敗した民主党よりも大勝した自民党こそ病巣は深く深刻だと言わなければならない。しかも驚くべきことに、マスコミ関係者や学者たちまでが、小泉自民党の勝利を絶賛し、小泉自民党の幼稚な党内弾圧を擁護し、賞賛していることである。もはや、世も末である、などとは僕は思わない。小泉とそのシンパ数人(!!!!)が、官邸を去れば、アッというまに元の自民党に戻るだろう。しかし、その頃は、おそらく民主党に政治の流れは変わっているだろう。




民主党>幹事長に鳩山氏など 新執行部の人事固まる

 民主党前原誠司代表は18日、新執行部人事で、幹事長に鳩山由紀夫元代表政調会長松本剛明元政調副会長、国対委員長野田佳彦国対委員長を起用する方針を固めた。同日夕に党本部で鳩山氏らと会談し、執行部人事全体について調整を進める。
毎日新聞) - 9月18日14時4分更新