文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

一年後の「小泉退陣」は確定的になったね-???

小泉総理は、今回の予想外の「大勝利」で、心ならずも(爆笑)、続投の「芽」を完全に摘み取られたと言っていい。大惨敗の責任をとって早々と公約通りに辞任会見をして「男を上げた…」岡田民主党党首に、自分がやるつもりだった見事な「散り際の美学」とやらを、奪い取られてしまったからだ。これで「小泉続投」では話にならないだろう。ともあれ、この「自民党圧勝」という選挙結果は、思わぬ効用をもたらしたと言うべきだろう。国民に、「自民党歴史的大勝利」という「劇薬」を呑まされた小泉自民党の迷走が始まったと見ていい。つまり、「小泉クン、そんなに改革とやらがやりたければ、何でもいいから、さっさとやってみろよ…」という国民からの脅迫である。「勝ち過ぎ」が「命取り」になったというわけである。「何でも出来る」ということは、実は「何も出来ない」と同義である。「神が存在しなければすべてが許される」という、この「実存的恐怖」に怯えているのは、おそらく小泉自身だろう。今朝の新聞によると、自民党幹部たちも、一夜開けて、「勝ちすぎた小泉自民党」に戸惑いつつ、次回選挙の「反動」に早くも怯え、おののいているらしい。当然だろう。小泉自民党の「馬鹿踊り大勝利」は、実は「自民党終焉劇」のはじまりでもあった…という歴史の皮肉、歴史の狡知。成田憲彦(駿河台教授)の説では、「勝ちすぎ」は、「実態のともわない虚妄の勝利」であり、次の選挙でまったく同じナダレ現象が反対側の政党に起こる可能性が高い、と分析していたが、納得できる分析だ。小生は、かねがね「小泉退陣なくして日本再生なし」と主調しつづけてきた。今回の選挙で、一挙に退陣に追い込める…、と当初は読んでいたが、完璧に予想は外れてしまった。しかし、一年後の退陣がほほべ確定したことで、「当たらずとも遠からず・・・」、今はこの結果にほぼ満足である。そもそも小泉政治自民党政治とは無縁である。小泉政治の本質は、小泉純一郎飯島勲竹中平蔵という小泉政治の中核を形成している「三馬鹿トリオ」(お笑い三人組?)の「暗い人間性」にある。それは、「ルサンチマン(怨恨・報復感情)」という、政治にとってもっとも危険な「人間性」であり、できるだけ早く日本の政権中枢から排除・追放しなければならないものである。小泉後が、安倍であろうと麻生であろうと谷垣であろうとかまわない。いずれ自民党は、そんなに時間をかけないうちに、本来の健全な真正自民党に戻るだろう。小泉自民党こそ、邪道の自民党だったのである。ともあれ、小泉自民党の一年後の終焉を、楽しみに待とう。いずれにしろ、今回の政争・政変を乗りきった亀井、平沼、野田等の出番が来るのもそんなに遠いことではないだろう。








↑↑↑
「小泉自民圧勝」で、皮肉にも「小泉退陣確定」に、思わず、
「ニヤリ」
とした人は、ここをクリックしてね。


■「小泉新党」(笑)って、こんな低次元の報復合戦、やるつもり?(笑)
やっぱ、「ゴリ」さんって、おかしいわ。いったい、何者だろうね。
おー、コワ。ブルブルブル…(笑)。
↓↓↓
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200509130019.html    


■小林こうき元代議士秘書逮捕に、官邸の「スパイ大作戦」の疑いが???…
ああ、また、アイツか--。( ´,_ゝ`)プッ。
詳しくは、コチラ。
↓↓↓
http://www.nikaidou.com/column01.html







↑↑↑
「小林こうき」元代議士秘書逮捕は、「官邸のスパイ大作戦」の噂に、思わず、
「ニヤリ」
とした人は、ここをクリックしてね。