文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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【小泉・竹中】一派を除名し、真正「自民党」を再構築せよ。

*1123479429*【小泉・竹中】一派を除名し、真正「自民党」を再構築せよ。

今日、ついさきほど、参議院で、小泉首相が「小泉構造改革の本丸」といい続けてきた郵政民営化法案が否決された。これで小泉内閣の時代は終わった。思えば、日本国民にとっては、つらく、長い苦難の時代であった。これで多くの日本国民がほっとと胸をなでおろしたことだろう。株価の下落で景気後退を心配する向きもあるが、景気がこれ以上後退するわけはない。それは経済を知らない連中のタワゴトである。ところで、この小泉時代に、会社は次々と倒産し、自殺者は増える一方だったわけだが、それを首相官邸に閉じこもって、「改革」「改革」と呼んで得意気に哄笑し、庶民の苦悩を「負け犬の遠吠え」として嘲笑していたのが小泉とその一派だった。特に、小泉と言う稀代の単細胞男をうまく洗脳し、ここまで引き摺りまわしてきた現代のラスプーチン竹中平蔵猪瀬直樹の責任は重い。とりわけ小泉をここまで独走させた元凶は、エセ経済学者・竹中平蔵である。ハマコーまでもが、竹中平蔵口譲りの「小さな政府」論を展開していたが、この「小さな政府」論なるものものを金科玉条として、日本国民の政治・経済を破滅寸前に追い込んだにもかかわらず、平然として景気は回復基調に入ったと広言しつづけてきたところに、竹中平蔵の欺瞞と狂気がある。いずれにしろ、これからこの男のこれまでの言動を、学問的にも政治的にも、刑法的にも、徹底的に追及しなければならない。竹中の恣意的な思惑だけで、倒産や自殺、そして刑務所行きを強いられた日本人がどれだけいただろうか。今度は、竹中平蔵を吊るし上げなければならない。むろん、テレビを使って横柄な言動を繰り返してきた自称・作家の猪瀬直樹も同罪だろう。この二人に山本一太を含めた、いわゆる飯島秘書官を中心にした小泉側近グループの「政治犯罪」を、これから徹底的に解剖し、摘発していかなければならない。ところで、僕が、今回の政変劇で、一番不思議に思ったのは、新聞、テレビを中心としたマスコミが、すっかり構造改革ムードに洗脳されていたという現実だった。ここ数日、小泉政権崩壊が決定的になったにもかかわらず、依然として小泉構造改革を支持し、援護射撃を繰り返し、小泉批判派や造反組を、政治的信念を喪失した「利権屋」扱いし、罵倒し続けたのがマスコミだった。最後まで、暴走する権力の横暴を賛美し擁護するというテイタラクだった。正直に言って、新聞もテレビもここまで堕落しているとは思わなかった。新聞とテレビが完全に権力の陰謀に乗せられ、しかも思想的に洗脳され、無力化していたことが、今回の政変劇で露呈されたと言っていい。小泉首相は、解散・総選挙という最後の自滅戦に突入するようだが、自滅し、自爆するのは、小泉自身とその側近グループだけであろう。自民党から、小泉一派を追放・除名し、真正自民党を再構築して欲しいものである。そうなると僕は楽観している。小泉さん、どうぞ、ヤケクソ解散でも自爆解散でも、なんでもやりなさい。そして自分一人だけ自滅してください。






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