文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

この河野議長の動き、笑えますね。小泉も小泉だが、河野も河野。靖国参拝を売り物にする総理もアホだが、靖国参拝を自粛せよ、と進言する議長もアホ。今の政界はアホばかり。

靖国神社参拝は慎重に 河野議長と歴代首相が一致

 河野洋平衆院議長は1日、都内の議長公邸で首相経験者の宮沢喜一村山富市橋本龍太郎森喜朗海部俊樹各氏と会談し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について、日中関係への影響を懸念し、慎重な対応を求めることで一致した。
 河野氏は欠席した中曽根康弘細川護熙羽田孜各元首相とも事前に電話などで会談、中曽根氏ら3氏も会合参加者と同様の考えを示した。与野党を問わず歴代8人の首相がそろって小泉首相に、事実上の「参拝自粛」を促した形で、首相の対応が注目される。
 会合は河野氏が呼び掛けたもので、現職議長としては異例。会談内容は、河野氏が近く首相に伝える。
共同通信) - 6月1日18時2分更新


付記。
中曽根の言動もあやしい。しかし、河野議長の誘いを断ったのはさすがだ。

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中曽根元首相、靖国参拝取りやめ求める
2005年06月03日03時02分

 中曽根元首相は2日、都内であった後援団体の会合で講演し、小泉首相靖国神社参拝について「個人的信条より国家利益を考えてやめるべきだ」と、参拝中止を求める考えを明確にした。

 中曽根氏は「個人的信条と国家的利益を比較考量するのが総理大臣の仕事だ。個人的信念を通す誉れがいいのか、外交的障害を除くか」と問題を投げかけたうえで、「国連の常任理事国になろうというなら、2、3年前から、個人的信条を犠牲にしても中国、韓国との友好を長期的戦略として考えるべきだった」と述べた。


 中曽根氏はまた、「小泉君がもっと早い段階で国益を考え自分はやめるといえば、やめぎわがよかった。それが国家の利益にプラスになるなら国民はわかる。やめる方が勇気を要するが、勇気のあることをするのが政治家だ」などと述べた。

 また、河野洋平衆院議長が首相経験者と靖国参拝について協議したことについて「河野議長が私を訪ね、協議を呼びかけられたが、三権分立に反すると断った」とのいきさつを明かした。