文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

■「正義の代弁者気取り」のマスゴミが日本を救う!!!!

dokuhebiniki2005-05-06


■我が輩は漱石である。
これが我が家の子猫・漱石先生である。いつも本を枕に寝ている。




■「正義の代弁者気取り」のマスゴミが日本を救う!!!!


 JR西の脱線転覆にまつわる報道合戦は、次々と新しい話題が登場し、予想外の展開をしているが、例によってネットやブログの世界では、「正義の代弁者気取りのジャーナリストよ、いったいオマイラは何様のつもりだ…」という「マスゴミ」批判が隆盛のようだが、僕の立場はまったく違う。今回のJR西騒動も、ブロッガーや2チャンネラーの間では、JR西批判より、JR西幹部社員を吊るし上げ、口汚く罵倒するマスコミに対する批判にテーマが移行しつつあるが、僕は、「行き過ぎた取材」や「行き過ぎた責任追及」を仕事とするマスコミやジャーナリズムなくして日本はない、と思っている。そもそも2チャンネラーやブロッガーどもの取材源、情報源は何なのか。彼らの情報源は、全部、マスコミ経由の第二次、第三次情報ばかりではないか。現場を踏んで、現場で第一次情報を取材している2チャンネラーやブロッガーが何人いるのか。いまさら言うまでもなく、マスコミ批判そのものがマスコミからの受け売りだろう。「犯罪報道の犯罪」論の頃から、この種の軽薄なマスコミ批判に僕はウサンクサイものを感じてきた。今頃、マスコミ批判なんて…。僕に言わせれば、50年遅れているのだ。最近は、猫も杓子もマスコミ批判をして、いっぱしのインテリ気取りをして悦にいるのが流行であり、ブロッガーの常識のようだが、彼らこそマスコミ情報に依存しているマスコミ中毒者にすぎない。マスゴミよ、ジャーナリストよ、徹底的にJR西の責任を追及せよ。行き過ぎてこそマスコミでありジャーナリズムだろう。ヅカヅカと土足で他人の家に踏み込んでいくようなマスコミこそ、マスコミやジャーナリズムというものの本来の姿だろう。品行方正なマスコミなんて、今の日本には必要ない。「正義の代弁者気取り」で、JR西幹部を片っ端から吊るし上げて罵倒する「マスゴミ」こそが日本を救うのだ。これ、間違いないッ!!!


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