文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

■久しぶりの「秋葉原」路地裏探索漫遊記

昨日は久しぶりに秋葉原に行った。モバイルのPDAがもう一つ欲しいのだが、メーカーの方ですでに製造中止とかで近所ではいくら探してもなかなか手に入らない。ネットオークションで買う手もあるがやはり現物を確認してから買いたいと思うので、久しぶりの秋葉原見物を兼ねて探してみようというわけだ。最近は秋葉原にはほとんど行かなくなった。ワープロを買った頃までは頻繁に行っていたが、ゲーム全盛時代を迎える頃からほとんど行かなくなった。おそらく僕だけではないだろう。最近は、秋葉原よりも都心型や郊外型の量販店の方が安くて便利だからだ。しかし最近また秋葉原がリニューアルし変貌していると聞いた。どうなっているのか興味がある。特に最近、僕はパソコンに深くはまっている。素人相手の量販店では物足りない。パーツや周辺機器にも興味がある。さて、秋葉原は、行って見るとやはり大きく変貌していた。まず駅そのものが広く綺麗になっているし、都知事の肝いりでハイテクセンターを目指すとか言う新しい高層ビル群もすでにほぼ完成しているようだ。電車から見えていた広場はもうない。表通りは以前と比べるとさびれているように感じるが路地裏の小さな中古品や部品の専門店群が所狭しと乱立し、そちらがアキバの中心になっているようだ。歩くのがやっとというぐらいに人が込み合っている。僕も表通りをパスしてそちらの方に突進した。昨日は祭日だったので歩行者天国になっていたが、人出が多いのか少ないのか僕にはわからない。以前と比べると多いようでもあるし少ないようでもある。薄汚れ独身風の若者たちが多いのが異様に目に付く。これが、いわゆるオタクなのであろう。素人風のコスプレ歌手の周りに独身男たちがデジカメを片手に群がっている。それに反比例するかのように家族連れや女性が少ない。これがここ10数年のアキバなのであろうか。さて念願の商品は予定していたものとは違ったが、かえっていいものが簡単に見つかった。やはり秋葉原だ。これからの僕の仕事の中心ツールはパソコンであり、その舞台もネットだと決めている。いかにネットやブログやデジカメなどを有効に使いこなすか、それが勝負だ。まだパソコンやネットの世界を素人の同人雑誌的な世界と思い嫌悪し、拒否する中高年世代の物書きたちも少なくないが、僕はそうは思っていない。別に他人に推奨するつもりもないが。散歩を兼ねてまた来ようと思う。下町散策などよりもましだろう。