文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

■経済評論家たちのホリエモン批判大合唱の田舎芝居。

 ライブドア堀江貴文社長のニッポン放送株買占めから始まった一連の騒動が、その後、各界に大きな波紋を呼んでいるらしい。テレビに出まくって自説を展開する堀江社長の強引な言動に、一昨日あたりから、森元総理や伊藤某金融大臣などをはじめとして、政財界の面々、それにマスコミ関係者までもが一斉に激しい堀江批判を開始している。僕も、別に堀江の外資を利用した乗っ取り計画というやりかたに賛成ではないし、共感もしていない。だからと言って、大真面目に批判する気にもなれない。そもそもネットとテレビの対立という構図から言えば、僕はどちらかと言えばネット派である。朝日新聞とNHKの喜劇的な誤報騒動に象徴されるように、新聞やテレビという既存のマスコミこそ不勉強であり、現実を直視していない。さて、今朝、久しぶりにサンデープロジェクトを見たが、堀江社長が袋叩きにあっているではないか。エコノミスト堀某や財部某が、あやしげな「専門知識」(笑)を駆使して、堀江・ライブドアの完全敗北を既成事実として、堀江罵倒攻撃を繰り返している。「よく言うよ」と思いながら僕は見ていた。堀江社長の言動もかなり怪しいが、堀江社長を「みんなで批判すれば怖くない」とばかりに一斉に攻撃している面々は、もっと怪しい。