文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

■ 国家転覆罪で逮捕されなければならないのは、竹中ヨ、おまえダッ!


 UFJ銀行元頭取の寺西氏が事情聴取された模様だ。恐らく寺西氏の逮捕も近いだろう。しかし、それにしても誰が見ても明らかな「失政」を一部の民間会社に責任転化して恥じない小泉政府もヒドイ政府であるが、その政府に盲目的に追随する警察もヒドイものである。小泉内閣ラスプーチン・竹中の「トンデモ経済学」に反対し、ちょっとその政策に抵抗しただけで一民間会社の幹部クラスの社員を片っ端から逮捕とは!!!!スターリン時代の「ソ連」並みの恐怖政治だ。むしろ、「国家転覆罪」「国家反逆罪」で逮捕されるべきは、次々と日本の民間会社を破綻に追い込み、その民間会社の負債を政府が肩代わりした挙句、タダ同然で外資に売り渡している『竹中』の方だろう。ダイエーの分離・解体がいよいよ本格化したようだが、それも結局、近い内に外資に売り渡されるだろう。ところで、UFJ銀行関連の不良債権会社としてミサワホームが破綻に追い込まれようとしているが、それを欲しがっているのがトヨタで、トヨタの手先として動いているのが「竹中」らしい。ミサワホームの創業者で前社長の証言だから嘘ではないだろう。要するに、「竹中」というエセ経済学者は、国家財政や国民経済などという高尚な問題を考えているのではなく、もっぱら会社売買・買収のことばかり考え、率先してブローカー役をやっているようなのだ。弱そうな会社や銀行を狙い撃ちし、破綻寸前に追いこんでおいて安く買い叩くという戦略だ。それを背後から支援しているのが、トヨタ会長の奥田であり、オリックスの宮内といった財界の面々だろう。中国問題や靖国問題で、「日中ビジネスために靖国参拝はやめてくれ……」と売国奴的、国賊的な動きをしているのもこの連中である。したがって、僕は、今の時点での「円高」を歓迎する。ところで、竹中批判を繰り返し、その結果、痴漢の濡れ衣で尾行していた警察官に不当逮捕された植竹一秀元早大教授が、活動を再開したようだ。僕も某所で植草教授の話を聞いたが、「竹中批判」と「冤罪」の関連は明白だと感じた。最近は、裁判官も逮捕した警察官の「ウソ証言」に不信感を持ち始めているようだ。いずれ冤罪が晴れて本格的に活動再開することになるだろう。「竹中よ、首を洗って待っていろよ……」なんて、僕は決して言いませんよ。(笑)