文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

渋谷「青い部屋」で、ピンクローターズを見る!

渋谷にある「青い部屋」へ。その前に某氏と渋谷駅で7時に待ち合わせ、センター街の居酒屋へ。そこで遅れてきた横浜市大卒の金融、ライフ・コンサルタントのK氏を紹介される。僕と同種の人間らしく、話はかなり過激に進む。そして10時前に、東口の「青い部屋」へ向かった。
このお店は、僕がまだ学生だったころ、推理作家、シャンソン歌手として有名だった戸川昌子さんのお店だ。「有名だった」というと怒られるかもしれないが。戸川さんがテレビなどに頻繁に登場していたのはかなり昔の話だ。その戸川昌子さんにも帰りに会った。なんと、テレビに出ていた頃とほとんど変わっていないように見える。最近、小説は書いているのだろうか。「トンデモナイ夜に来たわね。またいらっしゃいよ。」と言われてすっかり恐縮。なんと、そのトンデモナイものを見に来たのだった。
実は、この夜は、某氏に誘われて「ピンクローターズ」という過激で、不思議なグループの徹夜のライブ公演を見に来たのだ。「プロレス」「ストリップ」「映画」「SMショー」「トークショー」など、なんでもあり、の過激なショーだった。
某氏が有望株として推薦するこのチームのスター栗戸理花は、小説も書くとかいう才媛で、この夜も異彩を放っていた。夜10時に、「チェリー伊藤」という謎の人物のソロ演奏から始まった公演は、休憩や映画をはさみながら夜明けまで続いた。途中、いろいろな人たちを紹介してもらったが、それぞれ不思議な才能の持ち主たちだった。
僕は、明け方になって睡魔に襲われ、ついにギブアップ。終幕を待たずに始発の電車に乗り込んだのだった。