山崎行太郎の「月刊・文藝時評」
つい最近、優れた哲学的エッラセイの書き手として知られている池田晶子が、46 歳の若さでガンで死んだらしいという情報に接した時、私はまず、池田晶子と文壇との関係について考えた.。というのも、書かれたものを読む限り、池田晶子こそまさしく文壇や文芸…
山崎行太郎の「月刊・文藝時評」 ( 「月刊日本」10月号) ■八月七日の丸山真男・・・。 文芸誌のコラムや書評を読んでいると思わぬ大きな拾い物をすることが ある。柄谷行人の新著の書評をした佐藤優の場合もそうだったが、今月 もまた感動的な文章を発見し…