文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

足立某議員の「バカ、アホ発言」は「ネット右翼」以下。「おおさか維新の会」所属の足立某議員の「バカ、アホ発言」にまったく興味がない。ただし、「安保法制」に対する賛否をめぐって、こういう発言をする衆議院議員が、「日本」にいるということには、それなりに興味がある。現在の日本の「思想的レベル(民度)」を忠実に反映していると言っていい。足立某議員は、京大工学部卒で、官僚出身だという。いやはや、である。私は、「安保法制」を急ぐ自民党にも、それに反対する民進党(民主党)にも、賛否は別として、それなりの政治思想的背景があ


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(jcast)
民進党は嘘つき、アホ、バカ」と国会質問した「維新」議員 首相も認めた?自称「ヤジの帝王」発言の中身



大阪維新の会足立康史衆院議員は、民進党について「アホ」と繰り返し非難した(衆議院インターネット審議中継より)拡大写真



 国会審議の場で他党のことを「嘘つき、アホ、バカ」などと公然と罵倒するという異例の出来事が起きた。委員長からは「良識の範囲内」で発言するように再三にわたって注意を受けたが意に介さなかった。



 「本題」の政策に関する質問はほとんど行わず、持ち時間の大半を民進党共産党の批判に費やすという有様だ。この人物、過去の夕刊紙の取材では自らを「ヤジ帝王」だと表現するほどの人物で、まったく批判を意に介していない様子だ。


■「アホはダメなんですか? 理事会で検討を」

 発言の主は、おおさか維新の会に所属する足立康史衆院議員(比例近畿、50歳)。2016年4月7日に行われた総務委員会で質問に立ち、冒頭から民進党の安全保障関連法への対応をやり玉にあげた。

  「だいたいね、廃止法案が対案だと言って胸張ってる民進党って、アホじゃないかと思いますね、ほんとに。あのね、アホです、アホ。あのね、あほはダメ?じゃあ、うそつきって言ったらいいんですか?うそつき、うそつき、うそを塗り固めた」

 民進党山尾志桜里政調会長は4月5日の衆院本会議で、自民党が14年12月の衆院選で環太平洋経済連携協定(TPP)への反対姿勢を示していたことを「うそ」だと批判していた。他の議員からヤジが飛ぶ中、足立氏は山尾氏の発言を念頭に、遠山清彦委員長(公明)を

  「うそはいいんですか?うそは。アホはダメなんですか?委員長、これ、理事会で検討してくださいよ」

と挑発した。遠山委員長は苦々しい表情で

  「国民の代表として立法府の委員会にふさわしい良識の範囲内で適切な表現に十分配慮してご発言いただきたい」

などと繰り返し注意したが、「火に油」状態だった。

「こんな政党は、本当に日本の国会の恥ですよね」

 勢いは止まらず、

  「こんな政党は本当にね、もう、国会の、もう本当に何と言うのかな...、もう、本当に日本の国会の恥ですよね、恥。嘘つき、アホ、バカ、もう、どうしようもない政党です」
  「民主党共産党が言っていることを認めたら、日本の国会はムチャクチャになりますよ、日本の国もムチャクチャになりますよ。実際にあの民主党政権の3年間で福島も沖縄もムチャクチャになったでしょう?それを私は皆さんに分かるように言ってるんです。それだけですよ」

などと独自の主張を展開した。

 この時点で、20分の持ち時間のうち約14分が経過した。

 「本題」のマイナンバーに関する質疑に移っても、引き続き「アホ」という単語が登場した。質問は、日本年金機構の情報流出問題を受け、マイナンバー制度と基礎年金番号をヒモ付ける時期を延期した経緯についてだったが、その中で

  「自公政権はね、こんなことやりたくなかったんですよ。ところが民主党のアホがね、民主党の藤本コウジさん(編注:藤本祐司参院議員のことを指すとみられる)というね、ぼく、よく知りません。見識のない議員がね、修正法案を出したんですよ、民進党が!」

とまくし立てた。
(以下略)


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