文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

北海道補選は野党が逆転か?野党統一候補の選定作業が、民進党の逡巡もあって、行き詰まっているという情報もあるが、一方では、北海道補選のように、「野党共闘」「野党統一候補」が、自民党楽勝の予想を覆して、逆転しつつあるらしい。これだと、岡田=民進党も、立ち止まることは許されず、野党共闘へ、ハンドルを切らざるをえないだろう。もし、民進党が、多くの市民運動が支援する野党共闘や野党統一候補に逆行するような政治選択をしたならば、壊滅的な打撃を受けるだろうと思われる。これを自民党サイドから見れば、戦々兢々ということだろう


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◼新・帝国主義論(山崎行太郎)◼

(1)宇野弘蔵と岩田弘

アメリカ大統領予備選を見ていると、「何か」が変わろうとしているように見える。ダークホースでしかなかったトランプだけではなく、サンダース、クルーズ等の活躍は、アメリカ社会が、大きく「変化」「変質」しつつあるのではないか、と思わせる。誰が大統領に選ばれるにせよ、私は、資本主義の先進国アメリカで、近代資本主義経済への批判と拒絶が、静かに沸き起こっているのではないかと思う。つまりアメリカ社会は、グローバリズムとか新自由主義とかいう「世界資本主義のパラドックス」に直面し、アメリカ国民の多くが、それに拒否反応を示しているということだ。「暴言王」とか「社会主義者」「保守主義者」などと言われているが、問題は、もっと深いところにあるように見える。


私は、日本の哲学者で、文芸評論家でもある柄谷行人が、最近、『世界史の構造』や『世界共和国へ』『帝国の構造』『哲学の起源』などで展開している「Dの世界」論との関連で、この「世界資本主義」の問題を考えてみたいと考える。


たとえば、柄谷行人は、帝国と帝国主義を区別する。現代の資本主義は、「帝国主義」であって「帝国」ではない。帝国とは、ペルシャ帝国、ローマ帝国オスマン帝国清朝・・・などの旧帝国のことである。これに対して、オランダやイギリス、アメリカなどの近代資本主義的帝国は、厳密に言うと「帝国」ではなく、「帝国主義」である。帝国主義が、旧帝国を次々と解体していったというのが近代資本主義の歴史である。柄谷行人は、『帝国の構造』で、こう言っている。


「世界帝国は、世界=経済から生じた世界資本主義によって内からも外からも破られて衰退していきました。そして、「民族自決」つまり国民国家への分解の道をたどった。しかし、帝国は最後まで、さまざまなかたちで抵抗しました。この抵抗はたんに帝国存続のためだけではありません。そこには、近代西洋の資本主義と国民国家のk観念を疑い、それらを越えようとする志向があったのです。」


資本主義の起源は「労働力の商品化」にある。労働力を商品として売るしかない労働者=プロレタリアート=サラリーマンの誕生である。これは宇野弘蔵マルクス経済学の基本思想だが、それは「純粋資本主義論」とも「一国資本主義論」呼ばれ、それを批判したのが、岩田弘の「世界資本主義」論だった。私は、岩田弘の世界資本主義論について詳しくは知らないが、岩田弘が「世界資本主義」という言葉で、何を言いたかったかは、よく理解出来る。われわれが、今、直面している問題は、まさしく「世界資本主義」の問題だからだ。


国内の労働力は、無限に存在するものではない。いずれ枯渇する。たとえば、高度経済成長の時代は、それまで農村地帯に眠っていた膨大な労働力が、都市の資本主義的生産現場などに吸収されていった。しかし、繰り返すが、農村の労働力も無限に存在するわけではない。労働力不足が起きる。すると労賃の高騰を招く。労賃が高騰した結果、生産品の価格は上昇する。輸出・貿易に依存する輸出産業の利益率が激減し、景気悪化、合併、倒産、失業に直面することになる。そこで資本は 、生き延びるために外国を目指し、海外への工場移転や外国人労働力の移入へと向かう。
ここで、資本主義は、「一国資本主義」から「世界資本主義」となる。


岩田は、宇野経済学を批判して「世界資本主義」論を主張した。今、「新自由主義という新しい帝国主義」が暴威を奮っているわけだが、新自由主義とは自由貿易主義でもある。果たして、この自由貿易主義=新自由主義の問題点は、何処にあるのか?戦後日本は、ヘゲモニー国家=米国の庇護のもとに、様々な矛盾や衝突を繰り返しながらも、自由貿易主義によって発展してきたと言われる。


もちろん、「世界資本主義のパラドックス」という問題は、「TPP問題」とも無縁ではない。TPPを推進するにせよ、TPPに反対するにせよ、いずれにしろ、明るい未来はない。しかし、世界資本主義に明るい未来はないとしても、世界資本主義、乃至は資本主義が簡単に「終焉」するわけではない。資本主義、ないしは世界資本主義は、紆余曲折を経て、生き延びていくだろう。


(2)レーニンの『帝国主義論』

レーニンは、「資本主義の最終段階としての帝国主義」を論じている。資本主義は、国内の発展・成長が飽和点に達すると、最終的には、外部としての外国を必要とする。植民地である。そして先進資本主義国は、植民地争奪戦に向かう。こがやがて戦争を引き起こす。いわゆる帝国主義戦争である。



(3)柄谷行人の『新・帝国主義論』

柄谷行人は、冷戦終結後、世界を席巻している「新自由主義」を「新帝国主義」だと言っている。



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◼「STAP細胞事件」について◼


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イスラエル・ハイテクベンチャーCEO兼CSの脱&非日本仲間日記
narmuqym
代表者:HP&SUN研究所を経て米国にハイテクベンチャー設立。最先端ニューラルMPUの研究開発を推進。現在はイスラエルのハイテクベンチャーCEO兼CS。知能の情報処理の根源を研究している。
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「STAP細胞原論:進化での衝突・遭遇による特定配位への整列という負エントロピー過程の必然」
16/04/06 「新」サイエンス&テクノロジー


「STAP細胞原論:進化での衝突・遭遇による特定配位への整列という負エントロピー過程の必然」

geno_computing, Bushido:STAP現象は単純明快である。衝突・遭遇による細胞質の変化は、単なる枝別れを無限に繰り返して最初のAからZに至る一方通行的な修正不可能で多様性の欠如した過程ではなく、多機能性或いはリプログラミングによる再帰を含むものでなければならない。A−>B+>A1−>B1−>C−>C1−>C2+>C1−>C3・・・・・において、B+>A1やC2+>C1が再帰過程である。この過程ゆえに、生命の多様性が生ずるのである。その根幹がSTAP現象である。進化の衝突・遭遇による特定配位への整列という負エントロピー過程の必然のメカニズムである。そのような当たり前の議論は日本では全くなされず、知性や思考力の片鱗すらない衆愚及びメディアらの愚劣だけが際立ち、STAP現象は単純明快な論理仮説であるにもかかわらず、奇妙奇天烈な怪奇なバッシング現象となった日本の幼稚性に妨害されて、生命進化の根幹に大きな影響を与えた事実は一切顧みられることはなかった。日本で持て囃されているiPSは人工的なマニピュレーションに過ぎ、進化論の根幹とは成りえないし、そもそも再生医療としてイノべーションとなることはないであろう。


1.Millerの実験

1953年、米国の化学者Millerは生命進化の解明に挑み、低分圧気体としてCH4,NH3,H2O,H2を地球の原始気体に見立てて容器に密閉し、電気的な放電を起させ、内部状態の変化を観察した。これによってアミノ酸や水酸化物乃生成が明確に観察され、さらに驚くべきことに、生成されたものは単なるランダムな有機物の混合体ではなく、特定の分子構造の有機物が高い発生確率で生成されていたのであった。更に驚くべきことに、それらの生成物はバイオ化学的に重要な要素となるものであった。Millerの実験容器内の空間のように、この地球上では、その誕生の46億年前から8億年を越えるような期間にわたる絶えざる衝突・遭遇が繰り返されて、特定の分子の集合体が複雑化し、更なる負エントロピー過程の連鎖的発生として、生命反応を有するようになった。

この衝突・遭遇という無数に繰り替えされてきた過程の基本スキームは、正にSTAP現象の中にも生きているのである。


=Prebiotic Chemistry: Miller’s Demonstration=

2.小保方博士の論文の根幹

30 JANUARY 2014 | VOL 505 | NATUR 論文、"Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency", Haruko Obokata, TeruhikoWakayama, Yoshiki Sasai, Koji Kojima1, Martin P. Vacanti, Hitoshi Niwa, Masayuki Yamato & Charles A. Vacantiには明快に述べられている。
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.html

In the canalization view of Waddington’s epigenetic landscape, fates of somatic cells are progressively determined as cellular differentiation proceeds, like going downhill. It is generally believed that reversal of differentiated status requires artificial physical or genetic manipulation of nuclear function such as nuclear transfer1,2 or the introduction of multiple transcription factors3. Here we investigated the question of whether somatic cells can undergo nuclear reprogramming simply in response to external triggers without direct nuclear manipulation. This type of situation is known to occur in plants.drastic environmental changes can convertmature somatic cells (for example, dissociated carrot cells) into immature blastema cells, from which a whole plant structure, including stalks and roots, develops in the presence of auxins4. A challenging question iswhether animal somatic cells have a similar potential that emerges under special conditions. Over the past decade, the presence of pluripotent cells (or closely relevant cell types) in adult tissues has been a matter of debate, for which conflicting conclusions have been reported by various groups5.11.However, no study so far has proven that such pluripotent cells can arise from differentiated somatic cells. Haematopoietic cells positive forCD45(leukocyte commonantigen) are typical lineage-committed somatic cells that never express pluripotencyrelated markers such as Oct4 unless they are reprogrammed12,13. We therefore addressed the question of whether splenic CD451cells could acquire pluripotency by drastic changes in their external environment such as those caused by simple chemical perturbations.

小保方博士は、衝突・遭遇の事例として酸による物理化学的刺激を取り上げた。

CD451 cells were sorted by fluorescence-activated cell sorting (FACS) from the lymphocyte fraction of postnatal spleens (1-week old) of C57BL/6 mice carrying an Oct4-gfp transgene14, and were exposed to various types of strong, transient, physical and chemical stimuli (described below). We examined these cells for activation of the Oct4 promoter after culture for several days in suspension usingDMEM/F12 medium supplemented with leukaemia inhibitory factor (LIF) and B27 (hereafter called LIF1B27 medium). Among the various perturbations, wewere particularly interested in low-pHperturbations for tworeasons. First, as shown below, low-pHtreatment turned out to bemost effective for the induction of Oct4. Second, classical experimental embryology has shownthat a transient low-pH treatment under ‘sublethal’ conditions can alter the differentiation status of tissues. Spontaneous neural conversion from salamander animal caps by soaking the tissues in citrate-based acidic medium below pH 6.0 has been demonstrated previously15.17. Without exposure to the stimuli, none of the cells sorted with CD45 expressed Oct4-GFP regardless of the culture period inLIF1B27medium. In contrast, a 30-min treatment with low-pH medium(25-min incubation followed by 5-min centrifugation; Fig. 1a; the most effective range was pH5.4.5.8; Extended Data Fig. 1a) caused the emergence of substantial numbers of spherical clusters that expressed Oct4-GFP in day-7 culture (Fig. 1b). Substantialnumbers ofGFP1cells appeared inall cases performed with neonatal splenic cells (n530 experiments). The emergence of Oct4-GFP1cells at the expense ofCD451cells was also observed by flow cytometry (Fig. 1c, top, and Extended Data Fig. 1b, c).Wenext fractionated CD451 cells into populations positive and negative for
CD90 (T cells), CD19 (B cells) andCD34 (haematopoietic progenitors18), and subjected them to low-pH treatment. Cells of these fractions, including T and B cells, generated Oct4-GFP1 cells at an efficacy comparable to unfractionated CD451 cells (25.50% of surviving cells on day 7), except for CD341 haematopoietic progenitors19, which rarely produced Oct4-GFP1 cells (,2%; Extended Data Fig. 1d).

Among maintenance media for pluripotent cells20, the appearance of Oct4-GFP1 cells was most efficient in LIF1B27 medium, and did not occur in mouse epiblast-derived stem-cell (EpiSC) medium21,22 (Extended Data Fig. 1e). The presence or absence of LIF during days 0.2 did not substantially affect the frequency of Oct4-GFP1 cell generation on day 7 (Extended Data Fig. 1f), whereas the addition of LIF during days 4.7 was not sufficient, indicating that LIF dependency started during days 2.4.

そして再帰性としての多機能性またはリプログラミングと関連付けたのである。こういう基本コンセプトすら全く理解できぬ者等の集中攻撃を受けるとは、日本はとんだ国になり下がっていたものだ。


3.衝突・遭遇STAP現象の他の事例

同類事例論文がSTAP後に発表されている。"Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells", Kinga Vojnits, HaiYing Pan, Xiaodong Mu & Yong Li, Scientific Reports 5, Article number: 17355 (2015)
http://www.nature.com/articles/srep17355#introduction

Tissue repair after injury is a complex biological process, which involves the activation of tissue-resident precursors and stem cells, and a variety of infiltrating cells responding to local and systemic signals. Mammalian skeletal muscle regeneration relies on the activation and proliferation of the resident muscle precursor cells1,2 including satellite cells and muscle stem cells (MuSCs), which are populations of mononucleated cells located between the basal lamina and sarcolemma of muscle fibers. MuSCs are a functionally heterogeneous population of cells and have variable proliferation rates, marker expression profiles, self-renewal capacities, clonogenicity and differentiation capacities2,3. We have previously discovered that among MuSCs, a small population of iMuSCs exist and can be isolated from injured murine skeletal muscles using a Cre-LoxP system established in our laboratory4. We have shown that iMuSCs not only express CD34, Sca1 (Stem cell antigen-1), and Pax7 (Paired box protein 7), but also presented strong myogenic differentiation and muscle regeneration abilities in vivo5. In addition, we demonstrated that iMuSCs demonstrate stem cell behaviors, and are capable of differentiating into non-myogenic lineages, such as CD31+ endothelial-like cells in the healed skeletal muscle4. Here, we further investigate the unique nature of the iMuSCs, focusing on their morphology, marker expression profile, pluripotency, migratory abilities and differentiation potential.

細胞への物理的な裂傷ストレスが加えられたことによる細胞質の変化に注意を引いている。STAPが酸という物理化学的なストレスであった。異なる細胞に対して異なるストレスを印加した結果であり、本質は同一である。

By applying our established cell isolation method (Fig. 1a) iMuSCs were successfully isolated from the injured murine tibialis anterior (TA) muscle. Three days after the cell isolation, proliferating iMuSCs (~0.1% of the entire muscle cell population) appeared in the culture dishes; however, no cells were present in the cultures that established from the control, uninjured muscles (Fig. 1b). Microscopic evaluation revealed that representative iMuSCs were 5-7μm in diameter, contained relatively large nuclei and a narrow rim of cytoplasm. Their nuclei were Hoechst 33342 positive and incorporated BrdU (Bromodeoxyuridine) with Msx1 (Msh homeobox 1) expression (Supplementary Fig. S1a). The freshly isolated, or early population of iMuSCs contained a high percentage of Msx1 and Cxcr4 (C-X-C chemokine receptor type 4) positive cells, among which were a few cells expressing Pax7 and Sca1 (Fig. 1c). Gene expression analysis of the entire biopsied injured TA muscles showed that Msx1, Oct4 (also called Pou5f1), Sox2 (SRY-box 2) and Nanog expression were up-regulated compared to the control uninjured old TA muscle (Fig. 1d and Supplementary Fig. S1b). Freshly isolated iMuSCs expressed myogenic stem cell related markers, i.e. Sca1, Pax7 and CD34, and the core pluripotency marker genes, i.e. Oct4, Sox2 and Nanog (Fig. 1e and Supplementary Fig. S1c). Cultured iMuSCs were expanded in vitro in muscle growth medium with an average cell population doubling time of 13?hours. Cytogenetic analysis revealed that iMuSCs had a normal female karyotype; however, chromosomal aberrations appeared during long-term culture (passage 33), resulting in trisomy for chromosome 5 (Supplementary Fig. S1d). We also discovered that iMuSCs had remarkable migration properties. Data from a time-lapse motility assay confirmed that iMuSCs migrated longer distances with higher velocities compared to the control mouse myoblast cell line, C2C12, and MuSCs isolated from control uninjured muscle (Fig. 1f). Moreover, iMuSCs expressed high levels of β-Catenin and several Cadherins at the mRNA level (Fig. 1g).

この研究の狙いは細胞の多機能性化である。小保方博士のSTAPの時とは異なるストレスでの多機能性化事例を示した。STAP同様に、回帰性の細胞質変異であり、いずれも多様化著しい進化の過程の根幹をなす事象なのである。


4.超巨大加速器内での粒子衝突・遭遇によるヒッグス粒子生成の哲学的意味:STAP現象

哲学的アナロジーを論考する。粒子の衝突を考える。エネルギーが小さい場合には、互いに弾き飛ばされるだけであるが、強大なエネルギーレベルにまで加速されるならば、その大きさと共に徐々に大きな変化が現れる。哲学的に言えば、分裂型反応および融合型反応の二種類がある。インフレーション・ビッグバン宇宙創世において、揺らぎにより無から宇宙が出現し、重力に始まる相転移による力の出現及び素粒子の生成、凄まじいエネルギー、ヒッグス場による質量の獲得、融合反応による核質量の大きな原子の生成、銀河の生成と言う一連の出来事が開始された。素粒子反応的には分裂(広義の分岐)と融合(広義の回帰)をもたらす衝突及び遭遇であり、より複雑な物理系の誕生に欠く事の出来ないプロセスである。その基本概念は原子の集合体である生命体においても全く同様である。進化は哲学的にはヒッグス粒子による質量獲得という新たなる転移である。我々の宇宙を宇宙たらしめる原動力ともなったからである。多様化が終わる前の進化が収束する段階以前の活発な衝突・遭遇の進化過程がヒッグス粒子的である。ヒッグス粒子は超巨大加速器の中でいつでもそれを小規模に再現する。即ち広義の回帰過程がいつでも可能なのである。同じことが進化の根幹であるSTAP現象にも当てはまり、それがいつでも可能である事を示したのが小保方晴子博士であった。進化過程のシャーレー内での回帰過程の再現なのだ。様々なストレスがそのトリガーとなる。

当たり前の事だ。




CERN CMS Huge Detector System=





CERN CMS Chamber=


=Higgs Event Captured=


=Stimulation of Cells in STAP Process=


=Cell Culture in STAP Process=


=STAP Cell Clister:Bright field (T), Oct4-GFP (M), Autofluorescence (B)=


5.STAP HOPE PAGE

小保方博士が、自分のSTAPサイトを開設したのは好ましい。
https://stap-hope-page.com/

あれほどの愚劣・卑劣なる人権蹂躙を越え常軌を逸した人格破戒攻撃を受けながらも、自分の仕事への誇りを失わないのは見上げたものである。本物の確信があるからこそ出来ることだ。

本ブログでは、何人もが様々な観点でSTAPを擁護した。それにしても、オソマツ極まりない最低のバッシング劇場であった。遠藤高帆の臆病者の卑劣さが事の発端であったが、それに対して、遠藤高帆こそ捏造者であることを暴露した。分かる者には分かる。kahoの主張の相対的補完命題は、「kahoの UCSC Genome Browser のカスタム・トラックは捏造である」と喝破し、彼のブログでの次の主張、「STAP細胞の全否定」を覆した。

・「彼らが公開しているデータから彼らの捏造,少なくとも完全な誤りは証明できます.彼らはそうとは知らず,自分たちの捏造を世界に公開しているのです」−#1
・「CD45+s細胞はTCRの再構成がわずかに見られます.しかしSTAP細胞,そして低pH環境下においたCD45+細胞では再構成は観察されなかったのです」−#1
・「内部では実名でこのような活動をしており,隠れているつもりはありません.その目的は迅速な論文の撤回,・・・」−#2
・「CD45+細胞だけがOct4-GFPのトランスジェニックマウスで,それ以外は違う細胞を使っています.彼らは性別もDNAも違う細胞を使った」−#3
・「CD45+細胞はSTAP/STAP幹細胞/ES細胞とは由来が異なる」−#5
・「ES細胞STAP細胞はCNVに差がなく,ほぼ同一である」−#5

(以上は全てデタラメ)


遠藤高帆は、ブログ上で匿名の"kaho"を名乗り、自分の素性を一切明らかにせず、「塩基配列を解析したところ、STAP細胞は存在しない」と称して、自分の「説」を証明する根拠の明確な提示をせず、即ち、「解析に使った」と称する塩基配列データーの真正性の証明も無く、しかも解析手法を一切明らかにする事無く、解析ではなくUCSCの"Genome Browser"というブラウザー(米国カリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)が開発・管理しているゲノムブラウザで、アノテーションが付加された遺伝子のゲノム上の位置やその周辺を表示するツール)の画面を、表示に使ったデーターの説明も無く、何らの解析手順の説明も無く、自分のブログに匿名で単に貼り付けただけのやり方で、「STAP細胞非実在について」というタイトルで、「STAP細胞」を攻撃していた。幼稚な行為である。

小保方氏は、公の論文で自説を実験データーにより論じた。論文には論理的整合性がある。にもかかわらず、瑣末なことで凄まじいバッシングに晒された。遠藤高帆のやったことは、エセ科学である。STAP細胞に反論があれば、その根拠を明確に論文として書き、学会で発表し、議論すすべきである。それこそ、研究者の王道である。やり方には手順というものがある。相手の主張が気に食わないからといって、時流の便乗し、匿名のブログで後ろから切り付けるとは何事か!到底許せることではない。STAPから外れても、彼は異常な反組織行動を取った。組織にとってあるまじき行為である。真っ当な組織ならばとっくの昔に懲戒解雇であるが、そうならなかったことは、背後に特定勢力の闇が転がっている問う事だ。勿論我々にはそれらの者らは暴露されている。恥を知れ。

この程度の馬鹿者らの暗躍でガタガタするような国に成り下った日本の没落は早い。あらゆるものがグローバリズムの冷徹な力学に呑み込まれるだろう。全産業の根幹であった半導体・電子技術・コンピューター技術は日本から消えてしまった。この日本では、あのIBMすらテクノロジーからは撤退し、サンヨーは消え、SONYも転落し、東芝も躓き、シャープは買収され、富士通も再編され、日電もしかり。2000年以前のあの世界のテクノロジーの中核の一角を占めていた日本は、見る影もない有様だ。代る新しいものが全く無い。下らんバッシングに見られる様に、日本人のDNAは退化論的に劣化したのだ。


6.本ブログでのSTAP関連批評

「大小メディアによる『STAP細胞』に対する劇場型バッシングの問題点(1A)」
(2014年03月15日 | 日本の異様な精神風景)

「大小メディアによる『STAP細胞』に対する劇場型バッシングの問題点(1B)」
(2014年03月15日 | 日本の異様な精神風景)

「アンチ・小保方STAP細胞の匿名ブログ『kahoの日記:STAP細胞非実在について』のエセ科学性」
(2014年03月17日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

小保方STAP細胞に対する劇場型バッシング考:今の日本へワープしてくれば大天才アインシュタイン
(2014年03月23日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

「STAP細胞は定型的パターン(「毒麦の種」を撒き散らされた)で潰された」
(2014年06月05日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

「STAP細胞の小麦畑に毒麦を蒔いたカラクリ」
(2014年06月07日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

「科学の殿堂への挑戦は常に敗れる:不正の告発とSTAP細胞の発表」
(2014年06月09日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

「女性研究者の小保方氏・O'Toole氏への攻撃は、石打によって殺されるパキスタン女性と同じ構図だ」
(2014年06月10日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

「科学の殿堂における不正行為:その内幕」- STAP細胞どころではない
(2014年06月15日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

日経サイエンスの錯誤記事、号外『STAP細胞元細胞の由来 論文と矛盾』- 6月11日」
(2014年06月15日 | エセ科学エセ科学批判者のエセ性)

「2、30年前の科学の殿堂も今同様に不正塗れだった」
(2014年06月20日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

ガリレオが対立したのは聖書ではなく、『科学を含む知の殿堂の支配者』であるカトリシズムの権威である」
(2014年06月22日 | カトリシズムとその超克:個の解放と確立)

「STAP細胞、予想通りの展開となってきた。クセ玉・若山「解析』の誤り」
(2014年07月05日 | エセ科学エセ科学批判者のエセ性)

「本ブログとは無関係の大崎勝彦氏への誹謗中傷:本ブログがSTAP細胞を取り上げて起きた別の誹謗中傷」
(2014年07月08日 | インターネットの光と闇)

「大崎勝彦氏との会話:『許してやれ』。大崎氏はイエス様のようなお方だ」
(2014年07月11日 | 聖書的視点からの世界観批評)

「大崎勝彦氏への誹謗中傷、小保方晴子氏への誹謗中傷」
(2014年07月12日 | インターネットの光と闇)

キリスト教徒の大崎勝彦氏は強い:誹謗中傷に対する聖書の警告」
(2014年07月13日 | インターネットの光と闇)

「二極でも多極でもなく、多様の世界像:STAP細胞狂想曲の衆愚日本は蚊帳の外」
(2014年07月15日 | イスラエルパレスチナ問題)

STAP細胞叩きのネット屑どもが大崎勝彦氏を誹謗中傷し、叩かれていた笹井氏が自殺した」
(2014年08月06日 | サイエンス&テクノロジーの殿堂に棲む奴ら)

「大崎勝彦氏、小保方晴子氏、故笹井芳樹氏:ネットの屑どもによる誹謗中傷の影響は三人三様」
(2014年08月07日 | インターネットの光と闇)

武田邦彦:STAPの悲劇を作った人たち(1) 放送法」「哲学者=山崎行太郎『毒蛇山荘日記』」
(2014年08月09日 | 聖書的視点からの世界観批評)

武田邦彦:STAP論文の『不備』を誰がわかったのか?」「哲学者=山崎行太郎『毒蛇山荘日記』」
(2014年08月10日 | エセ科学エセ科学批判者のエセ性)

「大崎勝彦氏はSTAP誹謗中傷を嗤う。武田邦彦『STAPの悲劇を作った人たち(2)、(3)』」
(2014年08月16日 | エセ科学エセ科学批判者のエセ性)

「大崎勝彦氏が24年前に指摘していた事:『芥川龍之介談・・・「娯楽」で人を死に追いやる人たち』」
(2014年08月27日 | エセ科学エセ科学批判者のエセ性)

「STAP原理は量子論的分子構造生成による生物進化現象の根幹である(1)」
(2014年12月19日 | 「新」サイエンス&テクノロジー)

「STAP仮説:単独実体としては決して証明されない『素粒子クオーク』仮説を学んでから論ぜよ(1)」
(2014年12月26日 | 「新」サイエンス&テクノロジー)

「STAP仮説:単独実体としては決して証明されない『素粒子クオーク』仮説を学んでから論ぜよ(2)」
(2014年12月27日 | 「新」サイエンス&テクノロジー)

「STAP仮説:単独実体としては決して証明されない『素粒子クオーク』仮説を学んでから論ぜよ(3)」
(2015年01月01日 | 「新」サイエンス&テクノロジー)

「STAP仮説:単独実体としては決して証明されない『素粒子クオーク』仮説を学んでから論ぜよ(4)」
(2015年01月02日 | 日本の異様な精神風景)

「仮説を否定し、研究者を『懲戒解雇だ、刑事告発だ』と喚く、救い様の無いバカの国日本」
(2015年02月19日 | エセ科学エセ科学批判者のエセ性)

「STAP細胞仮説は自然過程であり正しい。STAP否定論者は荒唐無稽な進化論否定論者だ」
(2016年03月19日 | 「新」サイエンス&テクノロジー)

「STAP細胞原論:進化での衝突・遭遇による特定配位への整列という負エントロピー過程の必然」
(2016年04月06日 | 「新」サイエンス&テクノロジー)




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  国際的にビジネスを行ってきたハイテク関係者のグループとして、警鐘を発信する。時事的な問題や長期的観点での警鐘に留まらず、趣味的な事柄まで幅広くメンバーの自由な意思でWebLog掲載することにした。メンバーのプロファイルは以下の通りである。

  narmuqym:HP&SUN研究所を経て、米国にハイテクベンチャー設立。最先端ニューラルMPUの研究開発を推進。現在はイスラエルのハイテクベンチャーのチーフサイエンティストに就任。知能の情報処理の根源を研究している。

  旅するベテラン:東芝中央研究所、半導体事業所にて高密度メモリーのプロセス及びデバイス開発に従事するも、バブル崩壊により全滅の定まった日本の半導体業界を去り、韓国サムソン中央研究所にて、韓国半導体技術を育成指導。現在は台湾の最大手半導体会社にて、高付加価値半導体事業を統括、取締役。

  invisible-force: ウイスコンシン大学、イスラエル工科大学教授。細胞内量子論的化学物理過程の情報処理、核外化学構造体の情報、DNA合成、大腸菌内DNA置換、動物細胞内DNA置換、神経細胞の情報処理、知能と学習などの研究に従事。イスラエルのバイオハイテクベンチャーCEO。

  Hetero:ベル研究所にて化合物半導体物性、超高周波デバイスマイクロ波集積回路の研究開発に従事し、世界初の衛星放送システムを開発。レイセオンにて巡航ミサイル飛行制御システムの開発、イージズ艦戦闘情報処理&アタック制御システムの開発に従事後、イスラエルにハイテクベンチャーを設立。情報デバイド解消型の新型情報端末の研究開発に取り組む。

  MASADA:日電にて衛星通信システム、超多重無線伝送方式、通信路確立制御方式の研究に従事後、米国のATTに移り携帯電話システムの研究開発、その後次々世代MM携帯電話方式を完成。シリコンバレーにてハイテクベンチャーを興し、通信大手を圧倒している。

  rainbow:ウエスチングハウスにて原子力発電の研究開発に従事、その後GEにて新しいエネルギー変換方式の研究、各種発電方式の研究に従事。その後、シリコンバレーにハイテクベンチャーを興し、超低コスト新型太陽電池の研究開発を推進。

  weather_F:スタンフォード大にて環境気象及び資源の代替化を研究。気象センターにて地球規模大気循環シミュレーション、環境変動の研究に従事した後、ミニマム生活を提唱するNPOを設立し、代表として啓蒙活動に取り組む。

  anti-globalismハーバード大準教授後、日・イ間のハイテクベンチャー協業支援、事業戦略支援会社を日本とイスラエルに設立、妻は日本人。現在はハーバード大ビジネススクール教授。

  geno_computing:モスクワ大学分子生物学教授を経てイスラエルに移住。テクニオン教授を経て遺伝子工学ベンチャー設立。DNAによるコンピューターの研究をメインに新しいセンサーによる次世代シーケンサー及び解析ソフトウェアを開発。

Bushido:日立中央研究所にてRISCプロセッサー及びDSP、また画像処理システムLSIの研究開発に長年従事し、古い友人の大崎博士には様々に感化を受け、国際的視野に立っての仕事をすべく、日立中研を退社してサムソンに招かれ、現在サムソン電子の終身フェローの立場にあり、イスラエル・ハイファにて、自由な立場で異分野も含めて新しい発想にチャレンジ。MASADAとは剣道仲間。5段。
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「STAP細胞仮説は自然過程であり正しい。STAP否定論者は荒唐無稽な進化論否定論者だ」
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