文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

宮崎謙介の「辞職会見」を読む。京都3区選出のチャラ男議員=宮崎謙介の辞職。これは、安倍自民党が、自民党全体への波及を警戒して、「蜥蜴の尻尾切り」を急いだということだろう。国民大衆は、またまた、「辞職パフォーマンス」に騙されるだろうか?


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(チャラオ夫妻。チャラ男とチャラ妻?)



私は、「美人議員」(笑)ともて囃された金子恵美議員(新潟県)もよく知らなかったが、その結婚相手の宮崎謙介という京都3区選出の議員については、まったく知らなかった 。今回の騒動で初めてその風貌に接したわけだが、やはり、今の自民党のレベルを象徴する人物と風貌と見ていいと思う。


おそらく、一自民党議員の単なる個人的なスキャンダルという話ではないだろう。私が『保守論壇亡国論(「KKプレス」(03ー5211ー0096)」で指摘しているように、今の日本は、保守論壇の劣化にはじまり、ジャーナリズムの劣化、政治家の劣化、経営者の劣化・・・によって、日本そのものが劣化していると言っていいだろうが、それを象徴する事件である。


私は、政治家が不倫やナンパをやろうとやるまいと興味はない。しかし、「育休」とかなんとか偉そうなことを言っていた政治家が、出産まじかの妻がいる時に、オンナを自宅に連れ込んでいたという話には、愕然とする 。


新宿か渋谷、六本木あたりの路上にウロチョロするナンパ男が、政治家になったと思えば分かりやすい。そういう話だろう。


宮崎は、自民党の「公募」で、選ばれ、自民党公認で当選した議員らしい。「公募」の責任者は自民党の重鎮=伊吹文明議員らしい。伊吹分明が、こういう「チャラ男」を選んで、自民党の政治家に仕立て上げたということこそ問題だろう。議員会館に「オトコ」(ホモ売春)を呼び入れた武藤貴也議員も、自民党の「公募議員」だった。


やはり、安倍首相から小泉進次郎議員まで、今の自民党そのものが、「宮崎謙介化」、「チャラ男化」していることだろう。自民党の体質こそが問題だということだろう。(続く)


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