文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「『人を殺す思想』こそ本物だ」。「月刊日本」1月号(発売中)に、佐藤優氏との対談=第2弾を掲載しています。「『人を殺す思想』こそ本物だ」という物騒な(?)タイトルの対談です。是非、「月刊日本」1月号を、書店かAmazonで、お買い求めの上、熟読ください。一読の価値あり、です。

👈応援クリックよろしくお願いします!


現代日本の思想的劣化の根本原因は、『人を殺す思想』の喪失と不在にある。言い換えれば、現代日本の政治的復活と復権は、あるいは思想的復活と復権は、『人を殺す思想』を取り戻すことから始まる、というのが、佐藤優氏と私(山崎行太郎)の共有する現状認識です。では、『人を殺す思想』とは何か?


たとえば、オランドとプーチンを比較してみればいい。パリテロ事件に対して、「テロとの戦争」をヒステリックに叫びたてるオランドには、『人を殺す思想』もその自覚もない。そしてシリア空爆である。空爆もまた、テロ以上の大虐殺を意味しているが、オランドにはその自覚がない。プーチンはそうではない。プーチンには、『人を殺す思想』もその自覚もある。オランドが、幼稚=稚拙な政治家であることは間違いない。


むしろ、現在の「イスラム国」によるテロ問題は、フランスやイギリスの「サイクス・ピコ協定」に始まるアラブ分断支配にある。オランドは、かつて、シリアを武力支配したきとを忘れている。忘れた振りをして、「テロとの戦争」という綺麗事を叫んでいる。世界中の多くの人が、オランドの嘘と脆弱さを見抜いているのである。


我が安倍晋三はどうだろうか?とても、『人を殺す思想』の自覚があるとは思えない。『人を殺す思想』の自覚のある政治家は、日本では、小沢一郎ぐらいだろう。『人を殺す思想』も、その自覚もない安倍晋三に、沖縄米軍基地の辺野古移設問題を解決する力も知恵もない。無自覚なまま、日米安保マフィアの口車に乗せられて、「沖縄県民よ、米軍基地ぐらい我慢しろ」というだけである。(続く)



👈応援クリックよろしくお願いします!


Amazonでお求めの場合は下記をクリック!

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0170CMCQU?ie=UTF8&at=&force-full-site=1&ref_=aw_bottom_links


👈応援クリックよろしくお願いします!




人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ (続きは、「イデオロギーから存在論へ」「文学や哲学を知らずして政治や経済、軍事をかたるなかれ」がモットーの『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html



取材、原稿依頼、あるいは学生のレポート等は、以下のメールフォーム、又はメールアドレスから送信してださい。

ここをクリック‼➡■メールフォーム(2)■

又は、yamazakikoutarou336⚪gmail.com
(アドレスの綴りを間違えないようにお願いします!)