文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

産経新聞が面白い。産経新聞の「辺野古裁判」の記事を読むと、「保守本流」も堕ちたねと思う。(笑)「保守本流」と言うより「保守本流ゴッコ」というべきだね。

人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ
私も、昔から「保守」のつもりだが、自称「保守本流」(笑)の産経新聞の最近の「思想的劣化ぶり」には、笑いが止まらない。「辺野古裁判」に関する産経新聞の記事を読むと、これが「保守本流」なのかと思う。もっぱら、「沖縄の米軍基地を撤去せず、半永久的に存続しろ」とでも言いたいらしい。「日本植民地=永久化論」である。東京から遠い沖縄に米軍基地を閉じ込めておくと、東京では「独立ゴッコ」が可能だというわけである。これが日本の文化と伝統を守ると叫ぶ「保守」の正体?「保守本流」が「日本植民地化」を主張?「保守本流」も堕ちたものだねと言わざるをえない。というわけで、私は、最近、「保守」とか「保守本流」という言葉を聴くと、恥ずかしくなり、こっそり逃げ出したくなる。もちろん、私自身も、「保守」という言葉を禁句としている。自他共に、私は、今は、「左翼」と呼ばれることが多い。しかし、私は、「保守本流ゴッコ」も嫌いだが、「左翼ゴッコ」も嫌いである。左翼も、保守本流同様に、思考停止している。相変わらず、「平和と民主主義」、あるいは「反戦平和主義」と「戦後民主主義」である。もういいよ、と言いたくなる。いずれにしろ、「左翼」も「右翼」も、「保守」も「保守本流」も思想的にダメなのである。日本再生、日本再建のためには、思想の再構築が求められているのだ。左翼文化人は言うまでもなく、産経新聞や産経文化人に、それが出来るとは誰も思わないだろう。以下は産経新聞の記事である。産経新聞こそ「売国新聞」ではないのか。




人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ


産経新聞」翁長知事「銃剣とブルドーザーだ」 辺野古移設を土地強制接収になぞらえる 裁判長は県弁護団を一喝 普天間移設・代執行訴訟2015.12.2 20:07




沖縄県名護市辺野古の埋め立て承認をめぐる「代執行訴訟」の第1回口頭弁論のため福岡高裁那覇支部に入る翁長雄志知事=2日午後1/1枚


  「銃剣とブルドーザー」を彷彿させる行為だ−。沖縄県翁長雄志知事は米軍普天間飛行場移設をめぐる代執行訴訟の意見陳述で、法律に基づく辺野古移設を米軍の土地強制接収になぞらえた。法廷闘争にあたっては筋が通らない発言も際立ち始めており、勝訴より政治的プロパガンダ発信を優先させようとする狙いが透けてみえた。

  「県民は人権、自己決定権をないがしろにされてきた」

 翁長氏は冒頭の意見陳述を求められると、顔を紅潮させながら、用意した文書を読み上げた。訴訟の本旨である自身の埋め立て承認取り消しの正当性を訴える言葉は一つもなく、陳述を終えると2時間近くひとごとのようにやり取りを聞いていた。

  この間、法廷闘争を丸投げされた県弁護団は、裁判長との会話がほとんどかみ合わないまま。裁判長の許可もなく政府側への質問を続け、裁判長から「発言をやめてください」と一喝される場面もあった。

 翁長氏は陳述で、仲井真弘多前知事が辺野古の埋め立てを承認する際に政府に要請した普天間飛行場の5年以内の運用停止について「着実に前に進めるべきではなかったか」と訴え、運用停止の実現だけは求めていく考えを表明した。

 これには、県幹部からも「仲井真氏が行った承認を取り消しておきながら、運用停止の要求だけは引き継ぐというのは国民の理解が得られないのではないか」との声が漏れた。

  また、翁長氏は代執行訴訟に当たり、主張をまとめた答弁書で、普天間飛行場移設について「(移設)工事をぜひとも続行しなければならない緊急性は存しない」と明記。訴訟で政府の訴えを却下したとしても、「(普天間飛行場返還合意から)19年間にわたって(移設が)実現しなかった状況に新たな変更が生じない、というだけだ」と強調している。

 そうした姿勢は、住宅密集地にある普天間飛行場の危険除去を軽んじていると受け取られかねない。

 さらに、準備書面では「わずか数年前には県外移設が既定路線であった」と記述している。鳩山由紀夫政権時代のことを指しているとみられるが、県外移設を検討したのは8カ月にすぎず、その後、辺野古移設に回帰した鳩山氏の迷走を既定路線というのも明らかな誇張といえる。

 防衛省辺野古沖で投下したブロックがサンゴ礁を傷つけたかどうか県が調査した結果に関し、11月17日の記者会見で「岩礁破砕がなされたかについては残念ながら判断できなかった」とも述べた。「サンゴ礁の損傷を期待していたと発言したに等しい」。別の幹部は耳を疑ったという。(半沢尚久)


人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ