文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

ロシア・トルコ戦争に発展するか? トルコ軍が、シリア空爆へ向かうロシア機を、領空侵犯を理由に撃墜。ロシア大統領・プーチンは激怒。トルコとロシア。オスマン・トルコ帝国とロシア帝国の怨念の対決が、「シリア問題」(「イスラム国」問題)をめぐって、再燃するか。私は、ドストエフスキーを通じて、オスマン・トルコ帝国とロシアの戦争、クリミア戦争などについて、少し知っていたが、まさか、それが再燃するとは。トルコは「NATO」に加盟しており、しかもアメリカもトルコの権利を擁護している。フランスとロシアの接近にもかかわらず


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トルコに報復示唆=欧米との衝突は回避―ロシア
時事通信 11月25日 14時33分配信



 【モスクワ時事】ロシアのプーチン政権はトルコによるロシア軍機撃墜を受け、対空ミサイルでシリアの防空体制を強化すると警告した。
 「シリア領空を侵犯したのはトルコ軍機」(軍参謀本部)と逆に批判するとともに、軍当局間の連絡も遮断。報復の可能性を示唆し、トルコを強くけん制する狙いとみられる。
 プーチン大統領は「(対テロ戦の)裏切り行為」「テロリストの共犯者」と最大限の表現でトルコを非難。ラブロフ外相は25日のトルコ訪問を急きょ中止し、国防省もトルコ武官を呼んで抗議した。両国関係のさらなる悪化は不可避の情勢だ。
 ただ、トルコは北大西洋条約機構NATO)加盟国で、ロシアが2014年に軍事介入した非加盟国のウクライナと全く状況が異なる。プーチン政権は、アサド・シリア大統領の進退などをめぐって立場を異にするトルコに対決姿勢を示しつつも、欧米陣営との軍事衝突は回避する方向で、対テロ外交を進める見通しだ。

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ロシア軍機乗員1人は銃撃で死亡 救援ヘリの1人も死亡
朝日新聞デジタル 11月25日 9時30分配信



 ロシア軍参謀本部は24日夜、シリアに展開していた戦闘爆撃機u24がトルコ軍機に撃墜された問題で、乗員2人のうち1人がパラシュート降下中に地上からの銃撃を受けて死亡したことを明らかにした。また、救援に向かったロシア軍のヘリコプター2機のうち1機が迫撃砲による攻撃を受けて不時着し、乗員1人が死亡した。いずれもシリアの反体制派による攻撃とみられる。

 Su24のもう1人の乗員の安否は不明で、引き続き捜索を続けているという。またロシア軍は、Su24がトルコ領空を侵犯した事実はないと改めて指摘する一方で、トルコの攻撃機がシリア領空を侵犯していたと主張。また、攻撃前にトルコ機がロシア機に連絡を取ろうとした形跡がみられないとして、トルコ側を強く批判した。

 一方、トルコのエルドアン大統領は24日夜(日本時間25日未明)、ロシアのSu24がトルコ国境を侵犯する前に、5分間に10回警告したが、警告は無視されたため、撃墜に至ったと説明した。エルドアン氏は「ロシアは過激派組織『イスラム国』(IS)を攻撃しているといいながら、我々の親戚の(シリアのトルコ系少数民族トルクメン人を攻撃していた」と述べ、ロシア側を非難した。

 トルクメン人は親トルコで、シリア内戦でアサド政権と対立してきた。トルコのメディアによると、今月、シリアのバユルブジャックでアサド政権軍とトルクメン武装勢力の戦闘が激化。ロシア軍は空爆でアサド政権軍を支援し、トルコ側にトルクメン人らの難民約3万5千人が越境避難する事態になっていた。(モスクワ=駒木明義、イスタンブール=春日芳晃)


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