文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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櫻井よしこにおける『ネット右翼』の研究(2)ー櫻井よしこと武藤貴也。

dokuhebiniki2015-10-21


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国会議事堂前の「反安保法案デモ」を、ツイッターで「自己中心的」などと批判した自民党衆議院議員の武藤貴也は、逆に「ホモ疑惑」で、週刊誌の追究で火達磨になり、自民党を離党させられた挙句、議員辞職寸前に追い込められているが、この武藤議員は、百田尚樹「暴言騒動」で有名になった、あの「文化芸術懇話会」のメンバーだったらしい。ということは、武藤貴也議員は、典型的な「ネット右翼議員」だったということだろう。ネットでは、櫻井よしこと武藤貴也議員のツーショット写真が出回っている。櫻井よしこと武藤貴也。今から考えると、なかなか、いいコンビである。私は、「武藤貴也がホモである」とか、「議員宿舎に恋人(男)を呼び寄せていた」とかいう話には興味ない。ただ、百田尚樹櫻井よしこ等、安倍首相の周辺にいる怪しい「ネット右翼文化人」との関係には、興味がある。武藤貴也議員のデモ批判のカキコミは、まさしく、「ネット右翼文化人」の百田尚樹櫻井よしこ等との密接な関係を連想させるからだ。百田尚樹櫻井よしこ、武藤貴也等が共有する「ネット右翼」とは、私の言うところの「軽いネット右翼」「明るいネット右翼」である。この手の「ネット右翼」は、「知ったかぶり」と「受け売り」、あるいは、「パクリ」を特質とする。自分の頭で考えたわけでも、自分の手で、調査・分析したわけでもない。だから、言葉が大袈裟、オーバーになり、すぐに論破され、ボロを出すことになるのである。たとえば、「ネット右翼」が喜び勇んで、自信満々に主張する「南京大虐殺はなかった論」や「慰安婦の強制連行はなかった論」、あるいは「沖縄集団自決に軍命令はなかった論」など。これらは、櫻井よしこ百田尚樹、あるいは曽野綾子などの「ネット右翼文化人」や、櫻井よしこ等に影響を受けたのかどうか、はっきりとは分からないが、自民党の武藤貴也議員や大西英男議員などの「ネット右翼政治家」たちが共有する理論だ。彼等には、明らかに「思想的相似性」がある。ほぼ同種の思考を繰り返していると思われる。むろん、彼等の周辺や背後には、無数の「ネット右翼層」gあ続く。彼等の思考の本質は、「知ったかぶり」と「受け売り」、あるいは、「パクリ」である。(続く)



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