文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

新聞記者上がりの雑文家=井川一久へ。井川一久よ、耄碌している場合ではない。

dokuhebiniki2015-10-04



人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ


井川一久という雑文家がいる。元朝日新聞記者らしい。私は、全く興味も関心もない男だ。一度、あるパーティで、簡単に立ち話したことがあるだけである。だから、彼の文章も本も、ほとんど読んだこともない。読まなければならない文章や本は他にある。これからも読むことはない。時間の無駄使いはしたくない。ところが、この井川一久という人物が、私(山崎行太郎)を名指しで批判し、「原稿書き直し騒動」や「執筆拒否騒動」を起こしたらしいことを、人づてに聞いた。というわけで、時間の無駄使いとは思いながらも、井川一久なる人物の雑文を、初めて熟読した。これは、聞き捨てにならない文章だと、私は判断した。井川一久なる男が、そこまで言うなら、私にも言う権利があるだろうと思う。放置するわけにはいかない。だから、以後、何回か、「井川一久」について書く。「沖縄独立論」に関する話題のようだ。直接的には、私と佐藤優氏の対談「日本を亡ぼす反知性主義」(「月刊日本」9月号)を槍玉に挙げて、私と佐藤優氏を批判・罵倒しているようだ。井川は、私(山崎行太郎)が、「沖縄独立論」を主張していると書いている。しかも、沖縄で、「沖縄独立論」を主張するのは、一部の左翼過激派だけで、単なる「文学的ロマン」だと書いている。おまけに古臭い、反動的な「日琉同祖論」まで展開している。言うまでもなく、誤読、誤解、無智無学も甚だしい文章である。「日琉同祖論」を主張するに至っては、頭は大丈夫なのか、と思う。「沖縄学の父」と言われる伊波普猷等が言い始めた「日琉同祖論」とは、「琉球処分」、つまり「沖縄侵略=植民地化」を正当化した近代日本帝国主義の侵略思想そのものだ。さすが、伊波普猷の弟子=外間守善を師と仰ぐ元朝日新聞記者だけのことはある(笑)。言っておくが、私は、「沖縄独立論」を主張していない。私は、「このままの沖縄米軍存続政策を続けていけば、沖縄独立の可能性がある」「沖縄独立ともなれば日本沈没だよ」と主張している。どこをどう読めば、私(山崎行太郎)が、「沖縄独立論」を主張していることになるのか。馬鹿も休み休み言え。ちなみに、昨日の「日刊ゲンダイ」には、「沖縄が独立する日」という記事が掲載されていた。つまり、「沖縄独立論」を話題にするのは私だけではない。井川一久よ、耄碌している場合ではない。私や佐藤優氏を批判・罵倒するなら、「沖縄独立論」に関する記事でも読んでからにしろ。そもそも、井川一久は、『琉球独立論』(松島泰勝)なる本があることを知っているのか?井川一久は、「朝日新聞沖縄支局長」だったこともあるらしい。だから、沖縄のことなら、何でも知っていると妄想しているのだろう。「朝日新聞沖縄支局長だった俺様(井川一久)を差し置いて沖縄問題を語るな」(笑)というわけだろう。「現地や現場で取材したから、何でも知っている」と嘯く曽野綾子小林よしのり等と同じ精神構造だ。現地や現場を知っていることは、知らないよりマシだろうが、現地や現場を取材したから何でも知っているというのは、錯覚であり、誇大妄想である。だから大恥をかくのだ。笑えない喜劇である。((続く)



人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ



◼昨年(2014/7/5)、朝日新聞に掲載された小生(山崎行太郎)のインタビュー記事。



人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ (続きは、「イデオロギーから存在論へ」「文学や哲学を知らずして政治や経済、軍事をかたるなかれ」がモットーの『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html