ネット右翼亡国論。江藤淳の憲法論のパクリと親米保守派の堕落。
櫻井よしこや百田尚樹に象徴される「親米保守派」と思われる安倍首相の応援団文化人たちが依拠する「押し付け憲法論」と「憲法学者・宮沢俊義批判」は、反米保守の文芸評論家・江藤淳からの全面的パクリである。
しかし、櫻井よしこや百田尚樹等は、パクリであることさえ知らないらしい。たとえば、櫻井よしこは、得意になって「宮沢俊義批判」をしているが、よく読むと、安倍首相擁護の「比較憲法学者・西修」からの引用だ。「宮沢俊義批判」は、西修のオリジナルだと錯覚いるらしいことが分かる。
最初に、「宮沢俊義批判」をしたのは、江藤淳であって駒沢大名誉教授の西修ではない。櫻井よしこは、憲法問題に関しては、「西修」に全面的に依存しているから、そんなこともわからないらしい。幼稚・稚拙である。
同じような例が無数にある。孫引き、パクリのパクリもの孫引き。パクリのパクリ。ネット右翼は、ネット情報か通俗的解説書しか読まないから、「孫引きの孫引き、パクリのパクリ」だということも分からないのだろう。
たとえば、「押し付け憲法論」の出典に関しても、つまり憲法の成立過程の研究でも、江藤淳の原典『一九四六年憲法ーその拘束』が、文春学芸ライブラリーの一冊として文庫化され、再販されたことで、その実態が明らかになった。もはやパクリも、パクリのパクリも不可能である。
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