文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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「川崎中1殺害事件」神奈川県警は、何故、逮捕を引き延ばしたのか? マスコミは、何故、真相を報道しないのか。

dokuhebiniki2015-03-01


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私は、「川崎中1殺害事件」に関心がない。被害者が何処かの小さなな離島の出身だとか、貧しい母子家庭の子だとか、あるいは加害者(殺人容疑者)が混血児だとか・・・。被害者を必要以上に美化してメロドラマに仕立てようとする一部のマスコミによる美談化とその「擬似物語」に追従するつもりもない。


私が関心を持つとすれば、何故、 神奈川県警による逮捕が引き伸ばされたのか、という問題だけである。交友関係やその直前の警察を巻き込んだトラブルなどから、すぐ犯人(容疑者)は特定できたはずだと思う。


実は、事件が起きる直前、上村君の友人(先輩)たちが、上村君を助けるという目的で、犯人宅を取り囲み、それに怯えた犯人家族が警察を呼んだという事件があった。ということは、警察は、上村君と犯人の間のトラブルを知っていたのである。何故、一週間も、犯人を放置したのか?一時は「迷宮入りか?」という話まで囁かれていた。何故か?


警察は、逮捕したくなかったのではないか? 実は、私は、「2チャンネル」やネットの掲示板の書き込みで、犯人とその名前、家庭環境、顔写真などを知った。逮捕以前である。


私は、この種の事件が起きると「2チャンネル」その他を覗く。何故か?早くて正確だからだ。警察も、警察情報を垂れ流すだけでのマスコミも、ほとんど当てにならない。特に最近のマスコミは権力側の情報工作の一翼を担い、情報弾圧に荷担しているのみで、ジャーナリズムの機能を果たしていない。


神奈川県警が逮捕に踏み切ったのは、「2チャンネル」を中心にネット情報に先を越されたことを知ったからだろう。


神奈川県警の捜査はそこまで進展していなかったのか?あるいは、ほぼ犯人(容疑者)を特定していたにもかかわらず、逮捕を引き延ばしたのか?いずれにしろ、2チャンネル情報の方が、警察やマスコミの情報より早くて、正確・・・ということが証明された事件であった。


犯人(容疑者)の写真なども、ネット空間には出回っているようだが、マスコミは、未成年や混血児など、その他の事情から、報道を自粛しているのだろうか?自粛や規制だけに熱心なマスコミやジャーナリズムなんて・・・。神奈川県警では、もう一つの少年殺人未遂事件もネットで拡散しているが・・・。


マスコミ、ジャーナリズムは、警察情報を垂れ流すだけで、何故、独自に事件の真相=深層を追求し、報道しようとしないのか?あるいは、何故、自粛や規制に心を奪われて、取材で得られた情報を、報道しようとしないのか?やはり、大手マスコミというジャーナリズムの役割は終わっているのかもしれない。


情報は危険なものである。安全地帯からの情報など情報ではない。

(続く)


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