トリクルダウンとアベノミクス。
選挙戦を左右するのは言葉だ。反自民勢力の「アベノミクス批判」は、何故、一般大衆の集合的無意識のレベルに届かないのか？ステレオタイプな「アベノミクス批判」が、見当違いであり、間違っているからではないのか？人間の脳は、ステレオタイプの一般論や原則論を嫌うからだ。選挙戦を左右するのは「言葉」である。「言葉」が陳腐であれば、選挙民の心を動かすことは出来ない。反自民勢力は、安倍自民が提起した「アベノミクス」という言葉を、たとえ「アベノミクス批判」だったとしても、使った時点で、負けている、と僕は思う。「アベノミクス」という言葉=記号を、反自民勢力までが連呼した時点で、安倍自民の土俵の上で、相撲を取ることになる。反自民勢力は、アベノミクスではなく、アベノミクス以外の別の、「自分たちの言葉」を提起すべきだ。
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