文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「小保方博士バッシング報道事件」とは、何だったのか?昨日まで、狂ったように、小保方博士をターゲットに、罵詈雑言、誹謗中傷、人権侵害、名誉毀損・・・を繰り返してきた「エセ科学者たち」が、こんどは、逆に、批判罵倒される番が来たと思ったら、卑怯にも、彼等は、健全な一般市民を装い、バッシングの被害者を気取り始めた。娘に殺害予告が来たら!娘がしんぱいだ!と。ネットリテラシーを語りはじめた。エセ科学者たちよ、お前ら、居直りの説教強盗か?空いた口が塞がらないとは、このことか?



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久米秋三郎 2014/10/14 14:17




名著『失敗の本質』(中公文庫)を読み始めたのですが、ある一節を読んで、「小保方晴子博士バッシング事件」を想起させる記述がありました。「第一章・失敗の事例研究」のはじめの「ノモンハン事件」についての分析の箇所です。

■■■引用ここから(P66)
ソ連軍の攻勢の結果、多数の日本軍第一線部隊の連隊長クラスが戦死し、あるいは戦闘の最終段階で自決した。また生き残った部隊長のある者は、独断で陣地を放棄して後退したとしてきびしく非難され、自決を強要された。日本軍は生き残ることを怯懦とみなし、高価な体験をその後に生かす道を自ら閉ざしてしまった。
■■■引用ここまで

この本の副題は、「日本軍の組織論的研究」です。「ノモンハン事件」で、「自決を強要された」とか、「高価な体験をその後に生かす道を自ら閉ざした」というような記述は、現在のエセ・サイエンスライターどもや東大教授らに扇動されたマスコミによる過剰な、殺人的なバッシングを連想させます。

誤りや失敗を、死をもって償わさせる、高価な体験をその後に生かす道を閉ざす、など、旧日本軍の負の部分をそのまま継承して、小保方博士バッシング報道をしている。

銃弾や砲弾が飛びかう中で実際に戦闘を行う「第一線部隊」を、過酷に断罪するだけで、その貴重な技術・体験・命を「生かさない」ような「組織」は、必ず「敗れる」。


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