文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「日本分子生物学会」とは何か?小保方博士をねらった、独断と偏見に基づく偏執的なバッシング集団なのか?小保方博士の社会的抹殺を目論み、病的な個人攻撃を繰り返す謀略集団なのか?自分たちの研究は、進んでいるのか?小保方博士が、STAP細胞の再現実験に取り組むことが、そんなに恐怖なのか?何故、再現実験を静かに待つことが出来ないのか?小保方博士の再現実験は、「税金の無駄遣い」だそうだが、「日本生物学会」関連の組織や人に投下されている税金こそ「無駄遣い」だろう。「日本生物学会」という組織こそ腐っている。国民の税金を預

dokuhebiniki2014-08-03



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■参考資料。(1)

STAPは「ネッシー」…学会、異例の集中批判
2014年08月02日 14時34分(読売新聞)



 STAPスタップ細胞の論文問題で、理化学研究所による不正調査や検証実験などに対して、約1万5000人の基礎生物学者を抱える日本分子生物学会が、異例の集中批判を展開している。


 STAP細胞が存在したかどうかを調べる検証実験の中間報告は、近く公表される見通しだが、「一連の対応は科学を否定するもの」とする強い批判に、理研はどう応えるのか。


 同学会が異例の批判を始めたのは先月4日。英科学誌ネイチャーが2本のSTAP論文を撤回する一方、理研小保方晴子ユニットリーダー自身による検証実験を認め、正式に準備を始めた直後だった。理研チームの検証実験は4月に先行して始まったが、難航している模様だ。


 同学会理事長の大隅典子・東北大教授が「理研の対応は、税金で研究を支える国民への背信行為。不正の実態解明が済むまで、検証実験は凍結すべきだ」との声明を出し、口火を切った。理研は6月末に着手した不正の追加調査を何より優先するべきだという指摘だ。


 その後、同学会の幹部ら9人も相次いで見解を公表し、学会あげて問題視する姿勢を鮮明にした。「科学的真実そのものの論文が撤回された以上、検証実験は無意味」(町田泰則・名古屋大名誉教授)。「STAP細胞は今や(未確認生物の)ネッシーみたいなもの」(近藤滋・大阪大教授)と、厳しい言葉が並んだ。


 強い批判は、理研が外部にほとんど情報を公開せず内向きの対応に終始することへの反発だ。学術界には、研究者が互いに論文の議論や批判を重ねることで、科学の健全な発展を保ってきたとの共通認識がある。

2014年08月02日 14時34分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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■これが「日本生物学会」理事長?オードリー・ヘップバーン?(笑笑)



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■これが、「日本生物学会」副理事長?テレビに出まくっていたが、賞味期限切れ?(笑笑)




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■参考資料(2)

STAP細胞の遺伝子解析からわかったこと(「大隅典子の仙台通信」2014年06月27日 13時43分 )


速報というよりは、改めて自分の頭の整理のために記しておきたいと思います。

STAP細胞論文発表直後に面白いと思ったことが2つありました。そのうちの1つは「ES細胞では寄与できない胎盤に寄与する」という点です。論文の疑義が出された頃の拙ブログ(3/12付)では、「もしかして初期胚由来の細胞を用いてキメラ形成実験をしたのでは?」という予測をしてみましたが、これははずれ。6月16日の若山会見やCDBからの発表により、それは遺伝子解析の結果、「TS細胞が混入した細胞」である可能性が濃厚になりました。

CDBに保全されている STAP関連細胞株に関する検証について(PDF)

STAP細胞 広がる疑義

ES細胞は、胚盤胞と呼ばれる時期の内側の細胞「内部細胞塊」を元にして作製されるため、もはや胎盤へ寄与することはできません。一方、TS細胞(trophoblast stem cells)は胚盤胞の外側の栄養膜(trophoblast)を元にして作製されるため、胎盤には分化できますが、太地の細胞を作ることはできません。遺伝子発現解析によれば、STAP細胞がマウスの脾臓細胞とTS細胞の中間の状態のような性質を示すことがわかりました。また、より胎盤形成に寄与するとされたFI細胞(FGF-induced STAP細胞)は、TS細胞とES細胞の中間の性質を示すことから、両者の混ぜ物である可能性が高いようです。

一方、別のSTAP細胞解析結果からは、染色体異常が見つかり、8番染色体の数が多い「トリソミー」という状態になっていることがわかり、これもES細胞が元になっていたのではないかという可能性が濃厚です。

さらに、若山氏から渡されたマウスから得られたとされるSTAP幹細胞の遺伝子解析結果は、細胞を標識するために人工的に導入したGFP遺伝子の挿入位置が、元のマウスのものと異なることも示されています。この解析された細胞の由来については不明です。

結局、「本当に胎盤になるの?」という疑問については、ES細胞から作られたキメラの場合でも、胎仔由来の血球細胞が胎盤に入り込むために、GFP標識が光って見える可能性がある、ということが真実だったようです。やれやれ......。


より詳しい説明については、下記、日経サイエンス8月号の特集記事が多数の図もあり、概ねわかりやすいものと思います。この記事では、論文のストーリーに合わせて、そのときどきに違う細胞が使われた可能性が指摘されています。

日経サイエンス号外:STAP細胞 元細胞の由来 論文と矛盾(PDF)

日経サイエンス8月号:STAP細胞の正体

ちょうど8月号が手元に届いたので、読んでみて気付いたことがあります。それは「Myc遺伝子は細胞がストレスを受けると高いレベルで発現する」という1文です。不勉強で知らなかったのですが、これはいくつかの知見を繋げるヒントになると思われました。

iPS細胞を作るときに用いられた「山中4因子」はすべて「転写制御因子」という、組み合わせによって細胞の性質を規定する因子ですが、そのうちの1つが「c-Myc」です。もともとはBurkittリンパ腫で同定され、癌細胞において高く発現することが知られる因子だったので、iPS細胞を移植した際の癌化に関係するのではないかと思われ、実際にc-Mycを入れなくてもiPS化できる技術が開発されています。

でも、もし酸などのストレスが細胞に与えられてMyc遺伝子が発現するのであれば、これは生体内での「癌幹細胞 cancer stem cells」の誘導に関係した現象なのではないかと思われます。この点こそが、私自身がNature論文(の上っ面だけ)を読んで面白いと感じたことの2つ目でした。他のストレス(トリプシンなどの酵素処理や機械的ストレスなど)によってもMyc遺伝子が発現するものなのか興味が持たれます(すでに関連する論文は出ていると思いますので、どなたか調べて何かわかったら教えて下さい)。ちなみに、c-Mycは正常な初期発生でも発現がありますが、そのあたりも「細胞ストレス」というという観点から見直すと面白いかもしれません。

その他マウスの購入等の記録から「エア実験」の可能性も疑われており、STAP細胞に関するNature誌の論文2報については、そのストーリーを成り立たせているデータそのものの信頼性が著しく損なわれているように思われます。美しいストーリーに合わせた図を作ることがサイエンスなのではありません。ストーリーに合わなかったら、そこから新しいストーリーを考えだすことこそ、サイエンスの醍醐味だと私は思います。


(2014年6月26日「大隅典子の仙台通信」より転載)

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■コメントより。

■ あ 2014/08/02 16:24
NHKが特徴の似ているES細胞としか言ってないので、どのES細胞の話かはっきりしてませんが

http://youtu.be/sVSNfSJRfQs
若山研の学生が小保方にES渡したと、若山自身が発言

■玉川陽平 2014/08/03 02:31
分子生物学会が以下のようにSTAP細胞の検証実験を批判している。
「科学的真実そのものの論文が撤回された以上、検証実験は無意味」(町田泰則・名古屋大名誉教授)。「STAP細胞は今や(未確認生物の)ネッシーみたいなもの」(近藤滋・大阪大教授)と、厳しい言葉が並んだ。
しかし、小保方晴子博士を検証実験に参加させるという条件で論文取り下げに同意させたと言われていたこととは完全に矛盾する。分子生物学会はやはり何か変ですね。よほど小保方晴子博士が検証実験に参加することを怖がっているように見える。笹井副センター長はSTAP現象という言い方にしているが中間報告でSTAP現象はありますと発表されるのを恐れているのかもしれない。それがなければ特許など申請するわけがないと思うがやはり特許の申請者の1人である若山教授の動機がわからない。自分で自分を裏切っているのだろうか。


■ 野の花 2014/08/03 06:50
山梨大学が何が何でも若山氏を守りたがった理由が分かりました。
「発生工学センター」開設、生命科学で最先端研究、センター長の若山教授『医学部や工学部と連携して、解決しなければならないテーマに取り組みたい』 だそうです。国立大学も独法化してから、お金の工面をしなければならず、少子化の中で特に地方の大学は経営が大変でしょう。工学部離れが進む中、医学との連携をいえばお金が集まるので、こういう施設がどんどん増えています。小保方さん一人の責任にしたいと思っているのは、案外山梨大学が一番かもしれません。


■ キー坊 2014/08/04 08:32
大隅典子らは、STAP細胞が本当に在るかもしれないと、恐怖しているのでしょうね。小保方氏がそれを再現してしまったら、大いに困るから、実験自体を阻止したいのです。


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