笹井芳樹は、何故、小保方晴子博士を、裏切り、あっさりと切り捨てたのか?自己保身?名誉欲?僕は、そこに、現代日本の思想風土を汚染させ、劣化させている偏差値エリート、受験エリート、官僚エリートの「貧困の哲学」を見たと思った。僕が『保守論壇亡国論』や『曽野綾子大批判』で指摘した問題だ。
笹井芳樹の記者会見と小保方晴子博士の記者会見と、二つの記者会見を見比べて、どちらが一流の科学者の記者会見かは、僕には、一目瞭然だった。笹井芳樹は、実に多弁であったが、原稿の棒読みに終始し、自分の言葉を一言も発していない。それに比べて、小保方晴子博士は、終始、自分の言葉で語り続けた。「勝負あり!」と僕は思った。
笹井芳樹は、マスコミで、突然、「小保方晴子バッシング報道」が始まると、逃げた。そして、小保方晴子博士が記者会見を開くまで、徹底して隠れ続けた。小保方晴子博士が、自費で、堂々と記者会見を開き、マスコミのバッシング報道に決然と立ち向かうと、それを見て、何を考えたのか、自分も記者会見を開くとマスコミに通告。しかし、それが、なんと、「理研」丸抱えの記者会見。
今は、笹井芳樹は、小保方晴子博士を裏切り、切り捨てることに成功したと思っているかもしれないが、実情は、小保方晴子博士に愛想をつかされ、侮蔑された上に、見捨てられたのだと想う。
iPhoneから送信
iPhoneから送信