文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

科学者=小保方晴子博士の現在。「理研」に「再調査」を拒絶され、研究不正が、理研内部のこととはいえ、確定したかに見える小保方晴子博士だが、裁判闘争よりも、早急の研究現場復帰を望んでいるらしい。科学者としてまともな判断だろう。ところでトンデモ科学者やエセ科学者ばかりが目立つ東大教授の中にも、まともな科学者もいるらしい。「森敏」という東大教授が、「小保方問題」について、「萌芽の芽を潰すな」と発言しているので、参考までに 、以下に引用する。

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小保方氏 早期現場復帰を希望
2014年5月10日


 STAP細胞の論文問題で、理化学研究所から再調査要請が退けられた小保方晴子氏(30)の代理人を務める三木秀夫弁護士は9日、今後の小保方氏側の方針として、早期に研究の場に戻ることを最優先に、打開策を検討することを説明した。小保方氏は「待ってる人たちがたくさんいる」と話しているという。
 この日、三木弁護士は小保方氏の現状について「本人はいま十分な打ち合わせできる状況にない」と、理研に求めた再調査が“門前払い”となったことで体力・精神面ともに、かなり落ち込んでいるという。
 ただ、三木弁護士によると、小保方氏は「とにかく早く研究に戻って、研究を進めたい。待っている人がたくさんいる。世の中のためにそういう状態に戻りたい」と話しているという。


 今後に関して同弁護士は「やって意味のあることと、ないことがある」として、理研の裁定に不満を持ちながらも、単純な再反論には消極的。
 理研を相手にした法廷闘争や、国内外の外部研究機関への移籍に関しては改めて「全てが選択肢」としたうえで「彼女の名誉というより、早く研究に戻ってSTAP細胞をきちっと世に出すことが基本。訴訟がいいのか悪いのかも、その基本が判断材料になる」とした。結論を出す時期に関しては「時間をかけて方向性を話をしてゆく」と語った。

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萌芽をつぶすな (森敏)
2014/04/1912:04 5 0


  すでに議論は出尽くしたと思う。

  それにしても、小保方さんが自費で弁護士を立ててまで、理化学研究所という大組織に対して自己弁護にたち向かわなければならないような、日本の科学者社会は健全ではない。

  生粋の実験科学者である彼女の気持ちは、「早く実験をさせてください、STAP細胞に関わる研究の発展に貢献させてください」に尽きるだろう。

  30代の研究者に、あれやこれやの超人的能力を要求する方が異常だ。彼女を批判する既成の権威である研究者たちも、胸によく手を合わせて、若い時に自分がそんなに多方面に有能でありえたかどうか、よくよく考えてみるべきだ。

  理化学研究所はここで小保方さんを手放す(首を切る)ような馬鹿なガバナンスをしてはならない。両者は早く和解して山形大の若山氏も再投入して、どんどんSTAP細胞研究を進行すべきだ(すでにしているだろうが彼女抜きでは非能率だろう)。そうしないと、もしかしたら研究成果をハーバード大学に持って行かれるだろう。ハーバード大学では、すでにはるかに研究が先行しているようにも見受けられる。

  人がやらない発想で研究することこそが生きがいである若い科学者の人生を、萌芽の段階でつぶしてはならないし、ここまでせっかく育てた人材と研究成果を無にすることこそは税金の無駄づかいになる。

 
 真の「研究評価」は研究をつぶすためにあるのではなく研究者をエンカレッジ(奨励)するためにこそあるのだから。
  
 
 nature誌 のような商業ジャーナリズムは、掲載内容の科学的真偽が問題ではなく「さわがれること」こそが雑誌が売れて読まれて「嬉しい」のであって、小生がいつも言うことだが、科学者社会がその商業主義に振り回わされてはならない。

(森敏) 
   

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曽野綾子が、沖縄集団自決問題を論じた『ある神話の背景』は、全面的に、赤松部隊の制作した「陣中日誌」に依存している。だが、この「陣中日誌」は、1970年に、赤松部隊隊員=谷本小次郎によって、全面的に書き換えられた、歴史的資料価値ゼロの「改竄=捏造文書」であった。とすれば、大江健三郎を訴えた「大江・岩波裁判」の根拠となった曽野の『ある神話の背景』も、「改竄=捏造文書」だということになる。しかも、曽野が、赤松部隊の共同謀議の場所に参加している「証拠写真(下)」まで残されている。曽野綾子は、曽野の改竄=捏造、共同謀議参加・・・を告発した『曽野綾子大批判』に答えるべきだろう。それとも、無視し、この問題から逃げるのか? 逃げるとすれば、曽野綾子は、「文学者失格」ではないのか?
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曽野綾子が赤松嘉次や赤松部隊のメンバーと謀議を凝らしている写真は、これ。


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