文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

佐藤優と百田尚樹。少し古い記事だが、2/28の東京新聞の「本音のコラム」に、百田尚樹のイラン訪問の記事が出ていた。百田尚樹が、訪問先のイランで大歓迎されたというのだ。むろん佐藤優は、国際政治的文脈で厳しく批判しているのだ。日米関係よりイランが大事なのか? 安倍晋三と組んで国際社会に喧嘩を売るのか?と。

dokuhebiniki2014-03-11


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僕が、安倍晋三政権を危惧するのは、百田尚樹のような三流の大衆通俗作家と意気投合した上、人間的にも信頼し、政治と関わる世界にまで引き入れようとしているところだ。安倍晋三個人は、悪い人ではないだろう。安倍夫妻も、これまでの総理夫妻と比べれば、はるかに好感が持てる。しかし、残念ながら、安倍晋三には、政治家に必要不可欠な「人を見る眼」がない。危険である。


安倍晋三は、百田尚樹を、「一流の作家」だと思っているらしいが、文学の世界では、誰も相手にしないような「三流通俗作家」にすぎないという現実が見えないらしい。百田尚樹は作家としては「本屋大賞」とかいうのを受賞しているらしい。本屋の店員が選ぶ文学賞? 最近の文学の「ライトノベル化」を象徴する文学賞である。売れさすればいいのだろう、


さて、その百田尚樹が、出光興産をモデルにした通俗小説『海賊と呼ばれた男』の関係もあって、イランを訪問して、イラン政府に大歓迎されたとか 。相変わらず、尻の軽い、軽薄な、お騒がせ男だ。こういうくだらない人間が、安倍晋三首相の「盟友」扱いされているのだから、情けない。アメリカに名指しで批判されると、あっさり土下座する男が、「反米」を、イランで吠える。それが、何を意味するか、このバカには分からないらしい。


百田尚樹は、イランで、こんなことを言ったらしい。
《「私はあるときアメリカのやったことを強く非難したが、彼ら(アメリカ人)は私のこの言葉に不快感を示し、私を普通ではないといったが、私は普通ではないのはアメリカ人のほうだと思う」》
と。イラン政府が、泣いて悦ぶはずだ。百田尚樹のこの言葉が、何を意味するかは、明らかだ。百田尚樹には分からないかもしれないが・・・。


キャンキャン吠える、こんな馬鹿犬(百田尚樹)は、日本と日本国民のためにも、犬小屋にでも閉じ込めて、外に出すベキではない。もちろん冗談だが。
(続く)



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